安価でまとめ買いできていろいろ使える食材、鶏むね肉。なかでも、コストコの『国産鶏さくらどり むね肉』(2.4kg/1,258円)はまとめ買いの定番品。さくらどりは、一般の鶏肉と比べビタミンEの含有量が3倍以上と記載があり、栄養にこだわりがあるならぜひ選びたい商品でもあります。
そんな大入り食材を一気に調理できるうえ美味しく保存でき、いろいろな料理に活用できて時短調理にも役立つ「ゆで鶏」の簡単レシピをご紹介します!
放置するだけで作れる、しっとりゆで鶏
一般家庭で短期間に2キロ以上のお肉を食べきるのは大変ですよね。ゆで鶏レシピなら、ゆで汁が沸騰した後放置するだけで出来るので、日常のスキマ時間に調理できますよ。
水から茹でる
茹でた鶏むね肉って、食感がバサバサしているイメージがありませんか? モモ肉に比べ水分が多いむね肉は、加熱した際に水分が逃げてしまうとバサバサした食感になってしまうんです。しかし、低温でゆっくり調理すれば、水分が逃げずしっとり仕上げることが可能です。
まずは鍋に鶏むね肉を入れ、塩とひたひたにかぶる程度の水を入れてから弱火にかけます。ニンニク・ショウガを一緒に投入すると肉に下味が付き、臭み消しにもなります。アクが出てきたら、軽く取ってください。沸騰させない程度の温度で、10分ほど火にかけます。
水から10分ほど加熱すると、写真のようにゆで汁が澄んできます。ここで火を止め、蓋をして1時間ほど放置し、余熱で中まで火を通します。
中までしっとり仕上がる
なんということでしょう。水からじわじわ火を通し、沸騰する手前で火を止めて、放置しただけなのに! しっとりムッチリした質感の茹で鶏が出来上がりました。スライスするも良し……。
手でさっくり裂いていくも良し。手で裂く場合は、軽く圧力をかけて肉の繊維を押しつぶすように裂くと、より柔らかく食べることができます。棒棒鶏など、タレを絡ませながら食べたい時におすすめの方法です。
冷凍なら1ヶ月保存できる
ゆで鶏はそのまま食べても美味しいですが、冷凍保存もオススメ。すでに加熱されているため、忙しい時の時短調理に最適です。
スライスは1食分づつ小分けに
スライスしたものは、水分を拭き取ってから1食分づつラップで包んで冷凍保存します。すでに加熱してあるので、解凍後すぐ調理できます。
裂いたものは、まとめて袋に入れるだけ
手で裂いたものは、水気を拭き取ってから保存袋に入れて冷凍します。細かく裂いているので、必要分だけすぐに取り出せますし、解凍時間もかなり少なくできます。冷凍途中で取り出し袋ごと振ると、肉同士がくっつきません。
解凍してすぐに食べられる!お手軽レシピ
ラーメン
インスタントラーメンを袋の表示どおり作り…最後に解凍した薄切りゆで鶏を載せるだけ!電子レンジで2分ほどで解凍できます。
カオマンガイ風チキンライス
手で裂いた冷凍ゆで鶏は、電子レンジで2分ほど加熱して解凍。チキンスープの素を足した炊いた白米の上に乗せ、サラダと一緒に盛り付け。タレ(ゴマドレッシングに焼肉のタレ&ポン酢)をかければ、カオマンガイ風チキンライスの完成です。
2.4kgと大量の鶏むね肉を美味しく&手早く食べられるゆで鶏は、いろいろなアレンジが出来る便利なアイテムです。ぜひお試しください!