ツウの間では定番になりつつあるキャンプ×味噌汁の組み合わせ。体が冷える寒い日にすする、あったかい味噌汁は何よりもありがたいですよね。そんな味噌汁作りをより確固たるものにするべく、各地の漁師さんに、地元に伝わる極上味噌汁レシピを教わってきました。
今回ご紹介するレシピは、青森・十三湖で漁師のおとうさんから教えてもらった「シジミ汁」。
栄養価と旨味でいっぱいの味噌汁。これ、絶対ハマります!
目次
青森県・十三湖で聞いた「シジミ汁」
シジミの産地である青森の十三湖周辺では、味噌も入れるが塩でも味つけするのが特徴。シジミのエキスをしっかり味わえる。「昼間から飲んだ日の夕飯はシジミ汁に決まりだ」と漁師さん。冷凍にすることで栄養価と旨味が上がるシジミは、キャンプ向きの食材だ。
材料(4人前)
- 冷凍シジミ 500g
- 水 1L
- 昆布 10cm
- 塩 大さじ3
- 味噌 大さじ1と1/2
- 長ネギ 適量
作り方
- 鍋に水、昆布、塩、シジミを入れ、火にかけてダシをとる。
- 沸騰したら昆布を取り出し、10分ほど弱火で煮込む。
- 味噌、刻みネギを入れ、少し煮込んで出来上がり。
昆布でダシをとってから、塩7に味噌3で味付けするのが十三湖周辺では主流。味噌10割で作るよりも風味がよくなり、汁は乳白色になって見た目もきれいに出来上がる。
※本記事はグッズ&ライフスタイル誌『fam(ファム) Autumn Issue 2016』から転載、一部加筆・修正したものです。最新号『fam Autumn Issue 2017』はこちら。