野菜を手軽においしく調理する方法としておなじみにの「蒸し野菜」。色鮮やかでメインディッシュの付け合わせにも大人気ですよね。この蒸し野菜、ダイソーの『電子レンジ調理器 温野菜』を使えば、電子レンジで簡単に作ることができます。
ダイソー|電子レンジ調理器 温野菜(型番A-004)|108円
電子レンジ用蒸し野菜調理器といえば、一時期シリコンスチーマーが人気でした。が、細かい部分に洗い残しができ、そこからカビが発生しやすいのが難点でした。
ダイソー製『電子レンジ調理器 温野菜』は固くしっかりした作りのポリプロピレン製。耐熱温度は120℃。シンプルな形状なので、洗うのも楽ちん。四角い半透明の容器に水切りざるとしても使える白い中子(なかご)を入れ、ふたをして使用します。野菜の水分を利用するので、水は必要ありません。さっそく、実際の使い方を見てみましょう!
ちなみに、ダイソー製『電子レンジでヘルシー!温野菜』(型番A-073, 税込108円)も同じ商品ですね。
加熱の目安時間がフタに書かれていて安心
じゃがいも、さつまいも、スイートコーン、ブロッコリーなど、レンジ蒸し野菜としてメジャーな野菜の加熱時間は、容器の中に入っている説明書を参考にしましょう。だいたいの野菜は3分以内で美味しく蒸しあがるようです。
半透明の容器に白い中子を入れ、一口大に切った野菜を投入。ふたをして、あとはレンジで加熱するだけ。水を入れる必要もないので簡単に温野菜が作れます。
ちなみに、ふたにも野菜ごとの加熱時間が書かれているので、説明書を失くしてしまっても安心です。
【検証】野菜の味がボケない仕上がり
ブロッコリーの場合
ではさっそく、実際に野菜を蒸していきます。まずは、蒸し野菜としてメジャーなブロッコリーからいってみましょう。
ブロッコリーは、100gなら約2分と書かれています。600Wで2分加熱してみましたが、いい感じに蒸しあがりました! 歯触りはコリコリとしっかりしているのに、決して生ではなく、ベストな蒸しあがり。お湯で茹でると柔らかくなりすぎてしまいがちなグリーンのフサフサとした部分の歯ごたえも、みずみずしく活きています。
水分が多すぎないので、お弁当に入れても安心です。
カリフラワーの場合
お次は、カリフラワー。ブロッコリーと同じ時間で加熱してみました。
柔らかくし茹ですぎてしまいがちなカリフラワーも、ポリポリと歯触りよく加熱できました。歯触りが良いと食べ応えがあり、少量でも満腹感がありますね。お湯を沸かして野菜を茹でるのは手間ですが、この商品を使えば、手軽に数種類の野菜を調理できます。調理時間が似た野菜ならいっぺんに複数種類を蒸すこともできるのでとても便利です。
容量は1200mlと比較的コンパクトな外観のわりに大容量。メインディッシュの付け合わせなら3~4人分、温野菜サラダとしてそのまま食べるならだいたい2人分くらい一気に作ることができますよ。
【応用編】加熱した野菜+牛乳&コンソメ=お手軽スープが作れる!
『電子レンジ調理器 温野菜』は、中子と容器に分かれ、どちらも他の調理に流用できるのも強み。
加熱すると柔らかくなるかぼちゃは、この容器の組み合わせだけでボタージュスープがつくれちゃうんです。
まずは、皮を一部そぎ落とし一口大にカットしたかぼちゃ(100g)を中子に入れてレンジで3分ほど加熱。箸がスッと通るくらい柔らかくなったら、中子から出し半透明の容器へ入れ替えます。フォークで皮ごと潰し、牛乳200mlと粉末コンソメ小さじ1、塩こしょうを加えてふたをし40秒加熱します。
鍋で作ると手間のかかるかぼちゃのスープも、5分程度(作業時間含)で作れます。火を使わず、洗い物が少なく済むのも嬉しいですね。
時短できて、さらに離乳食や介護食作りに役立ち、ヘルシーな食生活にも便利な『電子レンジ調理器 温野菜』。試す価値はアリでしょう!
特徴は以下のとおりになります。
- 丈夫なポリプロピレン製で、蒸し野菜だけでなく冷凍にも対応
- 電子レンジだけで3分程度で手軽に蒸し野菜が作れる。蒸した野菜は茹で野菜より栄養価が高く、味もハッキリ。
- シリコンのように柔らかくないので、洗うのもラクラク
- 容器は蒸すだけでなく保存や調理器具にも活躍できる
- メインディッシュの付け合わせから温野菜サラダなどまで野菜を積極的に食べたい人なら買って損なし