100円ショップのダイソーで販売されている『アイスポップメーカー』をご存知でしょうか。
ジュースを注ぎ込んで凍結させるとアイスキャンディーが作れるというキッチンアイテムです。確かに手軽に作れる感じ。とにかく暑い日が続きますので、お好きな味のジュースで作り置きしておくのもよさげです。
ダイソー|アイスポップメーカー|108円
写真で見ると存在感がありますが、大きさは、たて12.5cm・よこ8.5cm・深さ8cmと収納の邪魔にならない手頃なサイズです。
凹みにジュースを注ぎ、頭の上にりんごを乗せたひょうきんな顔のクマさんがデザインされたスティックを刺して凍結させ、アイスキャンディーを作るという、とてもシンプルなアイテムです。
さっそく、3種類のジュースでアイスキャンディーを試作してみましょう。
どんなジュースでもいける?
パッケージには作り方の手順は記されていますが、使用できるジュースについては何の解説もありません。ということは、何でも対応できるのかな?
そこで、味の異なる3種類で試してみることにしました。写真左からジンジャーエール、ミルクティー、100%オレンジジュースを試してみます。
ジュースは凹みに刻まれたラインまで注ぐのですが、炭酸飲料は凍結させると膨張するので、ラインより少し低い位置まで注ぎました。
冷凍庫に入れ、時間をかけて凍結させます。
3時間後、全てのジュースが凍結しました。ジンジャーエールは、想像どおりに膨張。他の2種類も少し膨張し、スティックの根元を飲み込んでいます。おお、これならアイスキャンディーからスティックが抜け落ちる心配はなさそうですね。
さっそく、試食!
まずは、膨張してスティックが今にも抜け落ちそうなジンジャーエールから。
炭酸が弾けた跡が空洞になっているおかげで、シャーベットを型に押し込んだような、ホロホロと崩れてくる食感です。炭酸はほとんど消え飛んでいて、ジンジャーの香りと甘みをじっくり堪能できます。うん、これは美味い!
こちらは、ミルクティー。とにかくこれ、すっごく硬いです! ミルク成分が入っているので柔らかい口当たりになるかと想像していましたが、ギッチリと固めた氷そのものの食感です。
最初に口に入る先端部分に甘みが集中しており、根元の方はほぼ味がありません。後半は「ミルクティーの香りがする氷」を舐めている気分で、あまり楽しくはありません。ミルクティーはハズレかな…。
こちらは、100%オレンジジュース。これも、先端に甘みが凝縮されてしまっています。が、根元の方にもそれなりに甘さが残っているので、ミルクティーほど残念な気分にはなりません。
後片付けはちょっと面倒
ミルクティーは残念な結果でしたが、他2種は美味しく食べることができました。「ジュースを注いで凍らすだけでアイスキャンディーが作れるなんて、楽しすぎる! 次は何を作ろう?」とわくわくしていましたが、思わぬ盲点が。そう、後片付けが面倒だったんです。
写真は、アイスキャンディーを製作し終えた状態の『アイスポップメーカー』。凹みの上部は直径約4cmですが、下は約2.5cmと小さくなっています。そのため、スポンジを差し込んで綺麗に洗うのが難しく感じます。
細かい部分までスポンジで洗えず、後片付けはちょっと面倒。でも、それ以上にアイスキャンディーを作るのは楽しいです! この夏、家族や友人とアイスキャンディー作りを楽しんでみてはいかがですか?
特徴をまとめると以下のようになります。
- ジュースを入れて冷凍させるだけでアイスキャンデーを作ることができるグッズ
- ジュースの種類によって凍結後の硬さに差が出る
- 先端部分に甘さと味が集まりやすい
- 思ったより短時間で作れて便利
- 後片付けはちょっと面倒