お店こだわりのミルクを使った、コクのあるミルクティーを味わっているうちに、まずはトーストが登場。イギリス風の、薄めのカリカリトーストです。バターとストロベリージャム、マーマレードがセット。
このトーストも焼き加減が絶妙。外はカリカリのきつね色に焼かれていますが、中はほのかにもっちり。定番のストロベリージャムもおいしいですし、甘さ控えめのほろ苦いマーマレードも合います。
ここでメインのプレートも登場。出ました! トマトソテー!
これが食べたかったんです。
メインのお料理は、トマトソテー、カリカリベーコン、マッシュルームソテー、ソーセージに目玉焼きかスクランブルエッグのどちらか卵料理1品。スクランブルエッグにしました。
では、トマトソテーから頂きます。加熱したトマトは中までじっくり火が通っていて、さわやかな酸味と甘みがじんわりと染み出します。日本ではあまり見ない、イギリスの味わいです。
スクランブルエッグは塩胡椒で。胡椒はグラインダーに入っていて、その場で削って香り立つタイプです。ゆるすぎず、硬すぎない絶妙な火入れで、フォークのみで頂けます。
次いでソーセージ。肉々しく、しっかりした味のついた、豚肉のうまみが強いタイプ。肉汁ジュワ—はありませんが、これはおいしい。
マッシュルームソテーは生のものを調理しているようで、気持ちのよい歯ごたえが味わえます。ベーコンもよどよい焼き具合で大満足。
紅茶はたっぷり3杯分。食後のお茶を楽しんでいるうちに、お茶がなくなってしまいました。優雅な朝食を1時間かけて、優雅に頂きました。ごちそうさまでした。
「英国紅茶専門店ロンドンティールーム」堂島本店さんのイングリッシュ・ブレックファーストは完全予約制のため、前日18時までに電話(06-6344-2140)にて予約しておく必要があります。
紅茶専門店ということで紅茶メニューが充実しているのはもちろん、モーニングやランチにもリーズナブルなメニューがありますので、ぜひ一度足を運んでみて。必ずや素敵な英国体験ができるはずです。
次回はWitterdのフルーツティーを飲むために再訪を誓う筆者なのでした。
<参考リンク>
・英国紅茶専門店ロンドンティールーム