兼六温泉 440円
その近くにあるのが「兼六温泉」(金沢市暁町18-36)。「みろく温泉元湯」から歩いて5分程度の距離にあります。
住宅街の中にある温泉なのでやや分かりにくいのですが、暁町の交差点が目じるし。ここから5分ほど歩くと、“ゆ”マークの付いた広い駐車場が見えます。ここが「兼六温泉」。
建物は、あまり温泉っぽさのない近代的なつくり。ここは券売機がなく、番台で直接お金を払うスタイルです。番号札付きの下駄箱へ靴を入れ、女湯の入口へ。
温泉ですが銭湯扱いなので大人440円で済みます。貸しタオルは200円との表記アリ。脱衣所は20人くらいが入れそうな広さ。片隅にはオムロン製の古いマッサージチェアが置かれています。
洗い場は10人分くらい、そこまで広くはありません。こちらは洗い桶は普通のもので、イスがゴムの板状のもの。銭湯によって、微妙に違うものなんですね。
ちなみに、「兼六温泉」の洗い場のシャワーは壁に固定されて伸びないタイプ。頭を洗うのはちょっと大変そうです。
湯船は小さ目のものが2つ。お湯は「みろく温泉元湯」よりも少し濃いめのコーヒー色。そして、ここ「兼六温泉」の最大の特徴は、露天温泉があること!
Webサイト「金沢の銭湯 Powered by あるんけ金沢」より
銭湯の中とは思えない、なかなかの大きさの露天温泉。一度に5〜6人が入れるくらいの大きさです。お湯は外にあるせいか、かなりぬるめ。長湯するにはピッタリの温度です。
筆者が行った夕方はまだ混み合っていなかったので、露天温泉を独占できました。住宅街だからか、覗き込んでくる建物もなく、ほどよい静けさ。観光でかいた汗を心地よく落とせる、素敵な温泉でした。
どちらの温泉も、入浴しているのはほとんどが地元の方。年配の方から赤ちゃんを連れたお母さん、高校生らしき女の子まで、いろいろな年代の方が温泉を楽しんでいました。
つかのまの地元民気分が味わえる、素敵な温泉。金沢へ行った際には、ぜひ訪れてみてください。