先日、大阪に行く機会があり、以前から狙っていた喫茶店「英国紅茶専門店ロンドンティールーム」堂島本店に行くことができました。
お目当ては今年7月から提供しているという「イングリッシュ・ブレックファースト」。イギリスで最もおいしい食事ともいわれる、メニューの充実した伝統的な朝食を頂けるというのです。
このイングリッシュ・ブレックファーストを提供しているのは、大阪にある「英国紅茶専門店ロンドンティールーム」の堂島本店のみ。
過去に数回メニューに登場したことがあるそうですが、今年7月に久しぶりに復活。過去のものから内容を充実させ、1,620円の要予約メニューとして生まれ変わったそうです。
店舗は四つ橋線西梅田駅からすぐのビル、地下1階にあります。階段を下りると、おおっ、ふんだんに木が使われた、英国風のお店が登場です。
クラシカルな色調のチェアが並ぶ店内は、席間の仕切りがあり、筆者のようなおひとり様でも寛げる雰囲気。さっそく蝶ネクタイを締めた給仕の方がメニューを持ってきてくれました。
卵料理の希望は予約時に伝えてあったので、イングリッシュブレンドか、セイロンティーの2種類から紅茶を選びます。
前者は日本の水に合うように、渋みを抑えてコクを引き出すミルクティー専用ブレンド。後者はほどほどの渋みとコクを併せ持った、ストレートやミルクティー向けのブレンド紅茶です。今回は、イングリッシュブレンドをチョイスしました。
やってきました! イングリッシュブレンドの紅茶です。このイングリッシュ・ブレックファースト、お料理の充実具合もさることながら、イギリスの老舗シルバーメーカー「Mappin&Webb(マッピン&ウェッブ)」の銀器のティーセットと、英国の陶磁器ブランド「MINTON(ミントン)」のカップ・プレートで食事を頂けるというのが、もうひとつの目玉なのです。
銀器はあっという前に黒く酸化してしまうため、こまめな手入れが必要。その手入れの大変さから、憧れていても買えないことが多いのです。
そんな銀器で優雅に紅茶を頂けるのも、このイングリッシュ・ブレックファーストの大きな魅力。紅茶はお店がオススメする、ミルク・ファーストで頂きます。ミントンのティーカップに先にミルクを適量。紅茶を後からたっぷり。これがミルク・ファースト。