以前、松屋・すき家・なか卯を対象にミニサイズ牛丼のお得度をゆる検証してみました。ミニサイズを選んだのは、ちかごろは並盛りも食いきれないという検証者の個人的な理由があったからなのですが、やはり吉野家がラインナップに無いというのは落ち着きません。
なのでどこのチェーンにもある牛丼並盛りを調べてみました。果たしてどちらさんでテイクアウトするのがもっともお得なのでしょうか!?
調べた牛丼チェーン
主要な牛丼チェーンを対象としました。松屋はプレミアム牛めしが対象です。
・吉野家 牛丼 並盛り 380円(669kcal)
・松屋 プレミアム牛めし 並盛り 380円(737kcal)
・すき家 牛丼 並盛り 350円(656kcal)
・なか卯 和風牛丼 並盛り 350円(715kcal)
検証方法
各店舗で上記サイズの牛丼を3杯ずつ購入、容器の重量を除く全体重量(ごはん+具材)と具材重量(肉とか野菜の分 ※つゆ除く)を計測。その平均値を結果重量としています。
※掲載した数値は2015年7月24日時点(1ドル=123.9円)のものです。計測は簡易的な方法によるもので精密なものではありません。また、すべての店舗で同様の結果となることを保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。あくまでも、どこで買おうかな~?と悩んでしまったときの判断材料のひとつとして参考にしていただければ幸いです。
そんなわけでさっそく検証結果を!
もっともボリュームがあるのは「すき家」!
牛丼並盛り、もっともボリュームがあるのは唯一の平均400グラム超えを果たしたすき家で決まり! 3杯中2杯が400グラム超えなので、わりと安定してボリューミーですね。なか卯もわりと僅差で迫っておりまして、この2社が頭ひとつ抜けた感があります。
ちなみに具材重量こそ命! という人には平均77.7グラムでトップの吉野家がおすすめです。
ごはんと具材の構成比はどこも似た感じ
ごはんと具材の割合はどんなもんでしょう? というわけでグラフ化してみました。こうして見ると、大体がごはん8:具材2という構成比になるようですね。差は僅かなものですが、すき家と松屋はごはんが占める割合がやや多め、という感じでしょうか。
コスパで選ぶなら「すき家」!
コスパはどうでしょう? 50グラムあたりの単価で見ると、350円で400グラム超えのすき家が約43.1円でトップに。具材重量のみを対象としたコスパではなか卯がお得なようです(そんな選び方はしない気がしますが!)。
牛丼並盛りに関する結論
・もっともボリュームがあるのは「すき家」
・具材重量がもっとも多いのは「吉野家」
・コスパがもっとも良いのは「すき家」
すき家の牛丼並盛りがいろんな意味でフトコロにやさしいようです。以上、味には触れない牛丼並盛りお得度レポートでした。