熾烈な競争を繰り広げるコンビニ業界。近年では、冷やし中華の季節が終わってないのに「中華まん&おでんはじめました」ののぼりが上がるようになっています。
そして今年、ファミリーマートが大勝負を仕掛けてきました! 8月22日から全国で発売開始となる中華まんとおでんが、大幅にリニューアルしたというのです。今回、一足お先に試食できる機会がありましたので、その実態をレポートいたしましょう!
今年の中華まんは生地から違う! 具材もさらに進化!
今年、ファミリーマートの中華まんは、大幅に変更されています。まずは、なんといっても生地が変わりました。従来の製法では、餡を包んだあとに発酵を1回行うのみだったのですが、新製法では餡を包む前と後、計2回の発酵を行っています。これにより、中華街の専門店のような風味とふっくら感を実現しているとのこと。
上記の写真、2016年の肉まんと比べると、2017年の『熟成生地の本格肉まん』はクリーム色がかっており、見た目からして異なっているのがわかります。
熟成生地の本格肉まん|130円(税込)
試食してみると、新肉まんの生地はしっとり+もっちりとした食感があります。2016年版は、ふかふかではあるのですが、ちょっとパサつく感じがしますね。これは確かに、新肉まんのほうが良いです。
また、具材についても、従来のものに比べて肉粒感があり、食べごたえは十分。たけのこが増量されており、食感の違いも楽しめます。
チーズたっぷり熟成生地のピザまん|130円(税込)
ゴーダチーズとモッツァレラチーズを合計16g使用。チーズのうまみがバッチリ味わえるうえに、とにかくよく伸びます(笑)。また、ソースにダイストマトが入っているおかげで、驚くほどフレッシュ感がありました。
ファミマプレミアム肉まん|198円(税込)
価格設定が高めの『プレミアム肉まん』。もっちりとした生地と、餡の肉々しい感じは、まさしく専門店の味! 筆者個人としてはこれが一番オススメです。ちなみに発売はすこし遅れて、9月5日からとなります。
おでんはつゆが変わり、定番具材もよりおいしく!
ファミリーマートでは、おでんもつゆを刷新! よりうまみを感じられるよう、従来の利尻昆布から真昆布へと変更。白タイプ醤油(低糖醤油)と天然塩を組み合わせることで褐変を抑えたそうで、澄んだ黄金色のつゆに浮かぶおでんの具が食欲をそそります。
あの「屋台風おでん」がファミリーマートに登場!
手前左の『こだわり味付たまご』(税込90円)は、つゆと具材調味液の相性をより良いものに。手前左の『熟成あらびきウインナー』(税込120円)は挽き方の異なる肉を組み合わせ、食感を向上。72時間熟成によってうまみも十分です。
奥の2串はサークルK・サンクスで人気だった『屋台風おでん』(税込135円)。中部地区では「うずら巻」(こんにゃく、うずら巻き、焼きちくわ)が、関東、北陸、東海、関西地区では「豆腐揚げ」(こんにゃく、豆腐揚げ、焼きちくわ)が、どちらも9月19日販売より開始となります。
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8月といえど、雨模様で肌寒い日々が続いています。こんなときは、暖かい食べ物がほしくなります。この時期にスタートする中華まんやおでんは、早すぎるかと思いきや、意外とちょうどいいのかもしれませんね!