コストコで人気のミンチ肉『100%ビーフパティ(赤身88%)』。ハンバーガーのパティといっても、たまごや小麦粉などの “つなぎ” が入っているわけはなく、オーストラリア・アメリカ産牛肉のミンチを成形したもの。計2kgほどもありますが、さまざまな料理に使えるので、使い切るのは難しくないですよね。
とはいえ、短期間で使い切るのは無理なので、ひとまず冷凍保存しておくのがおススメ! 今回は手軽にできる2つの方法をご紹介します。
【保存方法①】ラップに包んで冷凍
お手軽度 ★★★★☆
購入したトレイに乗ってるパティをそのままの形で保存します。解凍後、ハンバーグやバーガーのパティとして使用する場合にオススメな方法です。
ラップの上にパティを置き、空気に触れないよう密着させながら包む。
ラップで包んだら、保存袋に入れて冷凍保存しましょう。パティは、空気に触れると酸化して痛みやすくなります。さらに保存袋の中に入れ、空気に触れにくいようにしてから冷凍庫へ入れてください。
解凍後は、パティの上にナツメグなど肉の臭み消しに使うスパイス・ハーブ類と塩・こしょうを降ってから成形しなおすだけで……
……ビーフ100%のハンバーグが出来上がり! スライスオニオン、ケチャップ&マヨネーズ、マスタードと一緒にパンに挟めば、本格的なハンバーガーがすぐにできますよ。
【保存方法②】バラバラにほぐして冷凍
お手軽度 ★★★☆☆
パティを平らにならし、使い勝手のよい小さなブロックに分割する方法です。
保存袋にパティを入れ袋の上から押し、パティを平らにならしていきます。木のヘラ、トレイ、ボウルなど、手の熱を肉に伝えず平らにできるものを使ってください。
肉が平らになったら、耐熱容器のフタなど幅の狭い物を使って平らな肉を小さなブロックに分けます。冷凍庫に入れたら30分時間くらいで取り出し、固まりかけている肉をシャカシャカと降って、小さなブロックをさらに小さく分割します。
こうしてミンチに圧を加えることで、使いやすい小さめのブロックになります。『100%ビーフパティ』は88%が赤身なため、外から刺激が加わると、赤身の肉同士がくっつくので粒状というわけにはいきませんが、写真のような小さなブロックにすると使い勝手は抜群。
小さなブロック状の肉はそのままフライパンに入れて使えるので、解凍の手間が不要です。必要な時にササッと使えて便利ですよ。しかし、空気にたくさん触れながら保存されているため、酸化や冷凍焼けのスピードが早いのでご注意を。
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――いかがでしたか? パティはそのままや平らに潰してからの保存が可能ですが、そもそもは消費期限が「加工日の翌日」と、とても足の速い商品です。冷凍保存したからといって安心せず、できるだけはやく使い切るようにしましょう。