100円ショップのダイソーで販売されている『しょうゆスプレー』はご存知でしょうか?
名前のとおり、小ぶりなスプレーボトルに「しょうゆスプレー」というラベルがついたもの。需要があるのかないのかよくわからない、でもちょっと便利かも? と思ってしまう、いかにもダイソーらしいアイテムです。実際のところどうなんでしょう。
ダイソー|しょうゆスプレー|108円
ダイソー『しょうゆスプレー』は、直径約4cmのボトルにスプレーヘッドがついて、高さは11cmほど。容量は約80cc入ります。素材は、本体が飽和ポリエステル樹脂、キャップがポリプロピレン、スプレー部はポリプロピレン、シリコーンゴム、ポリエチレンなどとなっています。本体・スプレー部の耐熱温度は-10度〜60度なので、熱いものの近くに置かないようご注意ください。
トースト用の水スプレーにも使えるかも?
これにしょうゆを入れてみますと、こんな感じです。
なんか馴染んでいますね……。
しょうゆ感たっぷりのラベルがついているので、他のものと間違えて顔や髪にかけてしまう危険は回避できそうです。でも洗面所とかに置かないようご注意を。
パッケージに「塩分を減らせる」と書いてあったので、しょうゆ差しから普通にかけた場合とどれくらい違うのか、冷や奴で比べてみました。まずはしょうゆ差し。豆腐の上の面を覆う程度に、ちょろっと。
約3gでした。
次に、スプレーで3プッシュほど、上面を覆う程度にかけてみますと…
ゼログラム!……ということはなく、この量りの最小単位が1gなので、1g以下ということですね。おおよそ1gとしても、しょうゆ差しと比べて分量は3分の1程度にすることができました。
食べてみると……確かに薄味。冷や奴を食べた時に感じるダイレクトなしょうゆ味は感じられませんが、塩分控えめ食生活にするならこれくらいがいいのかもしれません。2〜3プッシュかけたという行動による満足感と、見た目の「かかってる」感が、物足りなさを和らげてくれます。
ただ、お皿をご覧いただくとわかると思いますが、スプレーするとけっこう飛び散るんです。ご使用の際は噴射先に汚れて困るものがないか確認し、ペーパータオルなどでまわりをガードするのがおすすめです。
減塩目的以外ですと、小皿でしょうゆをつけにくい類のものに使うと便利なんじゃないでしょうか。
例えばお寿司。シャリではなくネタ側にしょうゆをつけるのが正解なんだそうですけど、お箸でつまんでひっくり返してつけるのは難しいですよね。手で食べるほどツウでもないし。スプレーすれば、軍艦巻きもネタをこぼさずムラなくしょうゆをかけられます。
里芋なんかもどうでしょう。シンプルに茹でてしょうゆで食べると美味しいんですけど、ツルツルしてお箸でつかみにくいし、ツルッピシャッと小皿に落ちたりすると悲劇が待ってます。皮をむいたらシュシュっとすればOKです。
あと、うちではしょうゆではなく水を入れて使っています。(紛らわしいのでラベルは外しました)
パンをトーストするとき、軽く水をスプレーしてからトースターに入れると、外はさっくり中はしっとり焼きあがるんです。食パンなら表裏2〜3プッシュずつですかね。日が経って少し固くなったパンもこれで復活。特にフランスパンは、皮がパリパリっと香ばしく、焼きたてみたいになるのでオススメです。
キッチン周りで使えるスプレーとして、しょうゆ以外にもいろいろな用途に役立てられそうです。各ご家庭のアイデアでご活用ください。