近ごろコンビニのペットボトルコーナーで目立つ『BOSS DECAF BLACK(ボス デカフェブラック)』。商品名にある「デカフェ」の意味、ご存知でしょうか? 「カフェインレス」を意味する名称で、BOSS固有の商品名ではありません。海外ではだいぶ定着している言葉のようですけど。
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カフェインを除去した飲料=デカフェ(DECAF)
サントリー『BOSS デカフェブラック』はカフェイン無し(一定量以下)=カフェインレスを実現したブラックコーヒーですが、あえて全面に出している名称は「カフェインレス」ではなく「デカフェ」。
デカフェとは、カフェインを含む飲食物からカフェインを極力取り除いたものを指します(decaffeinated → decaf)。コーヒーだけでなく、緑茶でも紅茶でもカフェインを取り除いたものならデカフェ。ただ、欧米ではカフェイン抜きコーヒーを指す言葉として定着しています。日本でもBOSSが「デカフェ」の呼称を採用したことで、今後はデカフェ=カフェインレスコーヒーの認識が進んでいきそうですね。
▲BOSSでは特殊製法によりコーヒーの風味を劣化させずにカフェインを取り除いているそう。
▲コンビニではあまり見かけないとはいえ、デカフェ製品市場は着実に広がっています。このようなドリップパックも種類が豊富になってきました。
▲カフェインの除去方法はさまざま。化学薬品をいっさい使わない方法などでアピールする商品も。
ちなみに、もともとカフェインを含まない材料で作った飲料については、ノンカフェインやカフェインゼロ、カフェインフリーなどと呼びます。
<参考リンク>
・サントリー食品インターナショナル|BOSS