暑い、疲れた、スタミナつけたい! そんな時にピッタリなのが、ドカンとカツが乗った金沢カレーです。金沢には独自に進化したカレーがあるというのは有名な話。先日、金沢を訪れた際、石川県民のソウルフードと言われる「金沢カレー」を食べてきました。
やってきたのは、石川県内だけで16店舗もあるという「カレーのチャンピオン」。金沢カレーの元祖とも呼ばれる名店ですね!
金沢カレーの特徴は、ルーがドロッと濃厚、ルーをご飯全体にかける、キャベツの千切りが同じ皿に乗っている、フォークか先割れスプーンで食べる、ステンレスの皿に盛られている、といった部分。
カレーのチャンピオンではこの条件をすべて満たす、ザ・金沢カレーがあるといいます。
せっかく本場まで来たので、本店へ向かいましょう。カレーのチャンピオン本店は、金沢市内から30分ほどバスに揺られた、金沢工業大学のすぐそば。
非常にいい雰囲気の、木造のバス停を横目に見つつ、「金沢工業大学」バス停から徒歩5分弱。巨大な駐車場と、大きな黄色い店舗が見えてきました。
ここが「カレーのチャンピオン」。広々とした店内は、カウンターと持ち帰りスペースがゆったり設けられています。
さっそく券売機でメニューをチェック!
看板メニューであるLカツカレーをチョイス。レギュラーサイズ・790円を購入してカウンターに着きます。大きな福神漬けの容器と、ソース・塩がお出迎え。
10分ほど待つと、ついにLカツカレーの登場です。
一目見て分かるのが、どーんと乗ったカツの大きさ! 厚みもあり、カラリとキツネ色に揚がっています。
実は「Lカツカレー」とは、カツの厚さがLサイズという意味。メニューには「カツカレー」もあり、レギュラーは690円。お値段が100円高い分、どどんと分厚いカツが付くというわけ。
その下にはたっぷりと濃厚なルー。脇にはこんもりキャベツが乗っています。ちょこんと刺さっているのは、幅広のフォーク。
我慢できずに一口頬張ると、ルーが想像以上にスパイシーなことにビックリ。食べた瞬間はマイルドな洋風カレーのように感じるのですが、あとからスパイスが自己主張。レギュラーでも大盛りほどの量があるのに、ほどよい刺激で、最後まで飽きずに食べられます。
ご飯全体にルーがかかっているので、白いご飯だけ残ることもありません。
カツは見た目以上の柔らかさで、中はキレイな薄ピンク色。赤身主体のヘルシーなお肉なのに、サックリかみきれる柔らかなカツなのです。
正直、カツだけもう1枚あってもいいと思うくらいの最高の揚がり具合。濃厚なルーに負けずに、単体で食べても、ルーを付けて食べても実においしい。
金沢カレー、濃厚なルーとボリュームあるカツが相まって、満足度の高い1皿です。
筆者は不要でしたが、味に変化を付けたい時にはルーにソースを混ぜてもおいしいそう。
カレーのチャンピオンでは平日を中心に、人気メニューがより安くなる「サービスタイム」を導入しています。
本店では平日の11時〜24時、日・祝の21時〜24時のサービスタイムに限り、Lカツカレーとチキンカツカレーが100円引きに。
チキンカツカレーはカツがサッパリしており、女性に人気のメニューなのです。
暑い夏にもピッタリの、濃厚でありながらスパイスの効いたカレーがいただける、カレーのチャンピオン。暑さに負けず、ガッツリ行きましょう!
<おすすめ記事>
・猛暑の金沢ですっきり! うわさの「500円以下温泉」は情緒たっぷりな癒しスポットでした
・「新潟カツ丼 タレカツ」夏季限定ホットタレカツは夏バテ対策に最適なピリ辛刺激メニュー
・ヘルシーな見た目を裏切る至高の肉サンドに遭遇!! 肉食女子博で食べるべき3トップを選んでみた
・牛丼並サイズの量はどこも同じ? テイクアウトしてお得度を調べてみたら……(吉野家・松屋・すき家・なか卯)
・吉祥寺・炒王の夏季限定『冷やし坦々チャーハン』をパクり!……鶏ガラシャーベット&辛み肉そぼろがウメェ!!
<参考リンク>
・カレーのチャンピオン