ご飯のお供におなじみな「のりの佃煮」。桃屋の『ごはんですよ!』が有名だけど、業務スーパーでは格安88円から国産のり佃煮が買えちゃいます。なにやらしっかりしてそうなパッケージじゃないですか。お味のほどを確かめてみました!
① 国産のり佃煮|88円|110g
おすすめ度 ★★★☆☆
業務スーパーでよく見かける「のり佃煮」は2種類アリ。そのうちひとつが、緑色の包み紙が目印のこの小びんです。販売者は株式会社インターフレッシュ。
包装を解いてフタを外すと、砂糖と醤油で煮付けられた真っ黒なのり佃煮がお目見え。このトロリとした感じ、まさしく『ごはんですよ』でお馴染みなヤツです。
肝心のお味は、佃煮特有の濃い味ではなく、意外なさっぱりめテイスト。『ごはんですよ』よりも塩味を抑えて、トロッとした食感の海苔の風味を引き立てたバランスで、また違う魅力のある上品な美味しさです。少量のご飯をさっといただきたい時や、「甘じょっぱすぎる佃煮が苦手」って人にオススメ!
② にしとも 巌のり|187円|220g
おすすめ度 ★★★☆☆
もうひとつの業スーのり佃煮は220gでボリューム十分。スーパーでよく見る『ごはんですよ』の100g入り瓶が200円前後、180g入り瓶が300円前後なので、この量でこの価格は結構な安さです。製造は有限会社にしとも食品。
やはり見た目はどれも似た感じですね。それでは実食!
こちらはかなり『ごはんですよ』に近い味付け! 醤油と砂糖で煮付けた独特の甘じょっぱいコクがしっかりと出た濃い味で、どんどんご飯が進みます。どちらがウマいかは甲乙つけがたいレベルで、格安品だからといってヘンなクセもなし。この値段ならまとめ買いして、のり佃煮だけでご飯をおかわりしまくる子供の頃の夢が手軽に叶うじゃないですか!
結論:この値段でこの味なら絶対買い!
そこまで味に差はなくどちらも及第点以上ですが、①『国産のり佃煮』は後味がわりあい落ち着いて爽やか、②『巌のり』は後味までまったりコクがある、という違いが分かりやすく感じました。安ウマなご飯のオカズがほしい時にどうでしょうか!