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業務スーパーにある『塩鮭フィレ』はかなり優秀では? 下処理は手間だけど

業務スーパーにある『塩鮭フィレ』はかなり優秀では? 下処理は手間だけど

業務スーパーで販売されている『塩鮭フィレ』をご存じでしょうか。

巨大な銀鮭の半身をまるごと凍らせた冷凍魚介です。食塩水に漬け込んだタイプで(定塩フィレ)、優しい塩気とふっくら柔らかな食感が特徴。切り分けるのが少し手間ですけど、クオリティは優秀な一品ですよ。

目次

価格・内容量・コスパは?

『塩鮭フィレ』は業務スーパーでは1,207円(税込、税抜1,118円)で販売中。塩サバフィレではなく、塩ジャケフィレです。

内容量は1枚で、グラム数は未記載。編集部での実測値は約750gでした。鮭の原料原産地はチリ、製造・販売は山中水産。

実測値からのコスパ(単価)は100gあたり約161円。カット済みの『定塩銀鮭切身』(250g・645円・258円/100g)と比較して、コスパは数段上となります。

銀鮭は一般スーパーでも250~300円/100g程度ですから、やはりお得感は十二分。ただし、グラム数には個体差があるので、ここでのコスパはあくまで参考程度にどうぞ。

下処理は面倒かも

基本は自然解凍して好みの厚さに切り分ければ、そのまま各種料理に使えます。とはいえ、ウロコや背骨は除去されていないため、下処理の手間はかかります。処理自体は簡単なので、一般家庭でも問題なく扱えるかと。

今回は冷蔵庫に数時間置き、解凍してから処理しました(ウロコは包丁で皮を逆撫でしてこそげ取り、骨も包丁で切り取るだけ)。しかし、完全解凍の状態でカットすると身が潰れやすい印象です。見た目を気にするなら30分ほど置き、半解凍の状態で骨ごとカットするほうがよいかと思います。

味と食感は?

カットしたあとは焼き魚などの定番レシピにたっぷり使えます。身はふんわりと柔らかく、冷めてもボソボソしづらい傾向。塩気は鮭の旨みを引き立てる程度の控えめな濃さで、そのまま食べると比較的おとなしい味わいです。

とはいえ、ガツンと脂がのっているため、最小限の味付けでもご褒美感のあるおいしさ。ふっくらジューシーかつトロリとオイリーな口当たりです。皮目も香ばしく仕上がりやすく、全体的なクオリティは申し分ありません。

余ったら鮭フレークにしてもおいしい

臭みなどの気になる欠点はとくに見当たりません。あえて言えば小骨を取るのが面倒なことぐらい。余ったら身をほぐして炒ることで鮭フレークにもアレンジできますが、事前にしっかりと骨を除去する必要があります。

かなり大きいので冷凍庫の空きスペースにも要注意。半解凍状態でカットして小分けするなど、保存しやすくするひと手間が必要です。そこにだけ気をつければ、価格もボリュームもクオリティも優秀で重宝する一品ですよ。

カロリーは?

カロリーもチェックしておきましょう。

『塩鮭フィレ』は100gあたり223kcal(脂質 16.6g、食塩相当量 1.04g)。普通の焼鮭のひと切れサイズにカットして、大体80~100g程度になると考えればよいかと。

ごはん1杯(200g=約290kcal)と合わせた場合は約513kcal。召し上がる際の参考にどうぞ。

商品の評価と詳細情報

塩鮭フィレ
総合評価
( 5 )
内容量1枚
カロリー100gあたり223kcal(たんぱく質 18.5g、脂質 16.6g、炭水化物 0g、食塩相当量 1.04g)
製造者山中水産
原産国チリ共和国
原材料銀鮭(養殖)、食塩/酸化防止剤(ビタミンC)
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