業務スーパーにあるレトルト鍋スープ類のなかでも、『塩糀鍋つゆ』は定番の選択肢のひとつかと。まろやかな塩麹をベースにしたおとなしい塩味で、好みを選ばないタイプです。
鶏ガラや昆布だしを加えた比較的シンプルな味わい。ちょっと素直すぎる気はしますけど、適当な余り物の具材で作っても十分なおいしさに仕上がるんですよね。
『塩糀鍋つゆ』の価格・内容量は?
『塩糀鍋つゆ』は169円(税込、税抜157円)で販売中。内容量は720g(濃縮されていないストレートタイプで3~4人前相当)。製造・販売はイチビキ。
コスパ(単価)は100gあたり約23円。ストレートタイプのレトルト鍋つゆは一般スーパーでも30円/100g程度から買えますし、わりあい手頃といったポジションに留まります。
ちなみに業スーPBの鍋つゆシリーズもあります。最近はどれも2倍濃縮タイプにリニューアルされているため、単純比較はしづらいのですが、コスパ的にはそちらのほうが優秀な傾向と見てよいかと。
具材はわりと自由に選べる
まずは別途、鍋の具材を準備しましょう。パッケージ裏に材料例も記載されており、今回はそちらをベースに以下の食材を用意しました。一例として参考程度にどうぞ。
- 鶏肉 …… 200g
- レタス …… 1/2個
- えのき茸 …… 1袋
- 焼き豆腐 …… 1丁
- 白菜 …… 1/8株
- しいたけ …… 4個
わりと素直なつゆなので、具材の取り合わせには融通が効くタイプかと。調理方法は本品をよく振って鍋に注ぎ、沸騰したら火の通りにくい具材から順番に投入するだけですね。
鶏ガラと煮干しを足した塩味の安心感
総合的なクオリティは価格相応。チープでもリッチでもなく、無難においしい塩鍋です。とりあえずのストック候補にも入ってくる、良い意味で安心感がある商品といえます。
塩麹がベースながら、塩気の強さはきつすぎません。啜るとそこそこしょっぱいものの、味の輪郭はまろやか。麹特有のクセっぽい発酵感も残っておらず、優しいコクが味わえます。
鶏ガラ、昆布、煮干しを加えた味付け。尖った要素がない、バランスの良い効き方です。具材に程よい塩気と旨みが行き渡って、自然と箸がすすむおいしさに仕上がりますね。
中華麺を用意すればシメに塩ラーメンも楽しめます。業スーPBの鍋つゆシリーズは醤油ベースが多いですし、塩鍋の爽やかな味わいが好きな方は本品をチョイスしてみてください。
カロリーは?
『塩糀鍋つゆ』は100gあたり11kcal(炭水化物 2.0g、食塩相当量 2.2g)。やはり塩分が少し高めなので、その点にだけ注意していただきましょう。
商品の詳細情報
内容量 | 720g |
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カロリー | 100gあたり11kcal(たんぱく質 0.7g、脂質 0g、炭水化物 2.0g、食塩相当量 2.2g) |
販売者 | イチビキ |
原材料 | 塩こうじ(国内製造)、食塩、チキンコンソメ、チキンエキス、醸造酢、昆布エキス、煮干粉末、香辛料/アルコール、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、着色料(カラメル色素)、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉を含む) |