業務スーパーのレトルトカレーに『ごろごろ野菜の大盛カレー』という新作が登場しました。商品名のわりに具材は多くなく、格安品のわりにはまあまあぐらいのボリュームです。
わりと素直な中辛タイプ。カレーに溶け込んだ野菜の旨みとマンゴーピューレのコクが立った、クセのない風味です。味とコスパのバランスが良い、優等生的な商品といえます。
『ごろごろ野菜の大盛カレー』の価格・内容量は?
『ごろごろ野菜の大盛カレー』は408円(税込、税抜378円)で販売中。レトルトカレーが4食分入って、内容量は880g(1食220g)。販売は神戸物産、製造は宮城製粉(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。
コスパ(単価)は100gあたり約46円、1食あたりは102円。一般スーパーだと大入りレトルトカレーは150円/1食ぐらいするので、しっかり安く感じる価格設定です。
ちなみに商品名が似ている『野菜がゴロゴロカレー 4食入』(1kg・429円・約107円/1食)と比べると、ほぼ横並びのコスパ感です。味の好みで選んでよいかと。
熱湯で温めるだけ
調理方法はいたって普通。パッケージのまま熱湯で6分ほど温めるか、耐熱容器に移してラップをかけてレンジ(500W)で3分ほど加熱すればOKです。
ゴロゴロというほどではないけど具材は十分な量
じゃがいも、たまねぎ、にんじんの3種具材です。玉ねぎはほとんど形がなく溶け込んでいますが、じゃがいもとにんじんはまあまあのボリュームとそこそこの大粒感ですね。
『野菜がゴロゴロカレー』と同じく、そこまでゴロゴロ感はないけど、価格を考えれば悪くない水準です。具材の入っていない格安レトルトも多いですし、頑張ってる感はあります。
牛肉の旨みと野菜の香味が効いた王道系
細切れになった牛肉が浮いており、ビーフの旨みがまんべんなく広がっています。見た目は微妙ながら味付けは王道系ですね。没個性だけど家庭的で安心する味といいますか。
牛肉と野菜の旨みに、トマトの酸味とマンゴーピューレの甘みをプラス。特定の要素が突出しておらず、スパイスの主張が弱いぶん辛味もおとなしいバランスです。
これといったインパクトはありません。野菜類の穏やかな香味に支えられた、まったり優しい甘辛テイスト。レトルトとしては平均点か、価格を考えれば平均よりちょい上ぐらいのクオリティと考えてよいかと。
価格・ボリューム・おいしさのバランスが取れた、とにかく手堅い選択肢。個性の強さで評価すればほかの商品に見劣りしますし、節約用にも優秀な商品をお探しの際にどうぞ。
カロリーは?
『ごろごろ野菜の大盛カレー』は1食あたり188kcal(炭水化物 23.1g、食塩相当量 2.8g)。ご飯1杯(200g=約290kcal)と合わせた場合は478kcal程度です。参考程度にどうぞ。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 880g(220g×4食) |
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カロリー | 1食あたり188kcal(たんぱく質 4.5g、脂質 8.8g、炭水化物 23.1g、食塩相当量 2.8g) |
製造者 | 宮城製粉 |
販売者 | 神戸物産 |
原材料 | 野菜(じゃがいも(中国産)、たまねぎ、にんじん)、食肉等(牛脂、牛肉)、小麦粉、マンゴーピューレ、砂糖、トマトペースト、香辛料、食塩、粒状大豆たん白、クリーミングパウダー、牛肉エキス調味料、豚肉エキス粉末、たん白加水分解物、しょうがペースト、食肉風調味料、にんにくペースト、調味エキス/甘味料(ソルビトール)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香辛料抽出物、(一部に乳成分・小麦・牛肉・大豆・豚肉を含む) |