業務スーパーの調味料で『ペストジェノベーゼ(チューブ)』という商品はご存知でしょうか。
イタリア料理のバジルソースである「ペスト・ジェノベーゼ」をチューブ容器に詰めた一品です。本場のジェノベーゼと同様、エクストラバージンオリーブオイルや松の実を使用してはいるものの、チーズの酸味に尖りがあって味のバランスは今ひとつ。ピザやトーストに塗る用途に多めに確保したい時ならまあアリかも、といったポジションでしょうか。
業務スーパー|ペストジェノベーゼ(チューブ)|318円
業務スーパーにて318円(税込、税抜298円)で販売中です。内容量は270g。業スーには瓶入りタイプの『ペストジェノベーゼ』(190g・286円)もラインナップされており、ボリューム多めの本品のほうが高コスパとなっております。
瓶タイプはオリーブオイルを植物油脂、松の実をカシューナッツで代用しており、本品もまたひまわり油とカシューナッツをメインに使用して、コストを抑えているようです(よくある作りですけど)。ただ本品は原材料欄を見るに、なるべく再現度を上げるためか、エクストラバージンオイルと松の実も配合されています。
そう聞くと本品にこそ本格的な味を期待してしまいますが、こちらは妙にバジルとチーズの酸味が尖ったバランスが個性的。使用チーズとしては塩気の強いペコリーノ・ロマーノと、旨みが特徴的なグラナ・パダーノが記載されてはいるものの、素材から想像する味よりは鋭い酸味が先に立ち、オリーブオイルの風味はいまひとつな感じ。
チキンや白身魚のソテーなど、料理のソースに使う用途には風味が足りない印象ですね。パスタにはもちろん、ピザやトーストに塗る分には、特有のパンチの強さで悪くない味に仕上がるので、コスパ重視でバジルソースを選ぶ際には試してみてもよいかと思います。
特徴をまとめると以下のようになります。
- チューブタイプで少量ずつ使いやすい、本場イタリア原産のペストジェノベーゼ
- バジルとチーズの濃厚な酸味が前に出過ぎて、素材の風味が埋もれがちなバランス
- おつまみ的なパンチの強さで、ピザ、パスタ、ガーリックトースト用途には使いやすい
- コスパを重視するなら本品、香りの良さを重視するなら『ペストジェノベーゼ』(190g・286円)がおすすめ
商品の評価と詳細情報
内容量 | 270g |
原産国 | イタリア |
輸入者 | 神戸物産 |
原材料 | バジル、ひまわり油、カシューナッツ、ペコリーノ・ロマーノチーズ、食塩、食物繊維、砂糖、グラナ・パダーノチーズ、にんにく、松の実、エキストラバージンオリーブ油、香料、pH調整剤、増粘剤(加工デンプン)、酸化防止剤(V.C)、(原材料の一部に卵、オレンジ、牛肉を含む) |