業務スーパーの漬物類って、種類豊富だけど試しづらいものが多いですよね。不安になるほどピンク一色なパッケージである、『しそ梅肉 刻みにんにく』もそのひとつに入るかと。
中身も実際、着色料を使用した人工的な色合いが気になるかんじ。とはいえ、ガーリックの旨み濃いめで梅しその香りもしっかり爽やか。お味自体はなかなか優秀な一品なんです。
『しそ梅肉 刻みにんにく』の価格・内容量は?
『しそ梅肉 刻みにんにく』は235円(税込、税抜218円)で販売中。常温品の棚に並んでいます(開封後は要冷蔵)。内容量は150g。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
コスパ(単価)は100gあたり約157円。『刻みにんにくのオイル漬け』(185g・257円・約139円/100g)よりもちょっと高いぐらい。刻みにんにくを漬けた調味料は一般スーパーだと230円/100g程度なので、いずれもまあまあ安価です。
微妙な見た目だけど風味のバランスは良好
業スーの漬物類にはわりと多いこととして、着色料による色付けが派手なんです。本品は赤色106号。ケミカルな紅生姜とでも言いますか、見た目のせいで妙に酸っぱさが立って感じられるような……。
ビジュアルに慣れてくると、ガーリックの旨みを梅肉の程よい酸味とかつお節の香りでまとめた、まろやかな味わいが広がります。飯とも系のおいしさですね。卵かけご飯とも好相性です。
ビジュアルはアレだけど意外と肉と……
肉の味付けにもアリかと。たとえば豚バラ薄切り肉(200g)と本品(大さじ1)を炒め合わせて、ポン酢(大さじ1)で仕上げれば、豚肉の梅にんにく焼きが出来上がりです。
にんにくのパンチとしその爽やかが両立した風味なので、肉の旨みを引き立てつつ全体をさっぱりした印象にしてくれます。肉に色移りさえしなければ、完璧と言っていいぐらいなのですが……。
炒飯アレンジはあっさり系に仕上がる
パッケージ裏には「梅にんにくさっぱり炒飯」のレシピが記載されています(以下は一部アレンジした調理例)。
強火のフライパンに溶き卵(2個分)を流し入れ、半熟状になったらご飯(300g)と豚肉(50g)を投入。ご飯がほぐれるまで炒めたら、本品(大さじ4)・顆粒鶏ガラスープとごま油(各大さじ1)を加えましょう。最後に刻みネギ(適量)を炒め合わせたら完成です。
これまた刻み紅生姜のチャーハンにしか見えないものの、あっさりした梅の酸味とごま油の香ばしさが意外にもマッチして、上品系のおいしさになるんです。
味の方向性は『紫蘇かつおにんにく』(固形量80g・127円)に似てますけど、より使い勝手に優れています。漬物系のなかでもおかずレベル高めなので、ビジュアルを気にしない向きはぜひどうぞ。
カロリーは?
『しそ梅肉 刻みにんにく』は100gあたり81kcal(炭水化物 17.3g、食塩相当量 4.9g)。総容量(150g)だと約122kcal、大さじ1杯(15g)だと約12kcal。料理に加える際の目安にどうぞ。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 150g |
---|---|
カロリー | 100gあたり81kcal(たんぱく質 2.7g、脂質 0.1g、炭水化物 17.3g、食塩相当量 4.9g) |
原産国 | 中国 |
輸入者 | 神戸物産 |
原材料 | にんにく、梅肉、果糖ぶどう糖液糖、みりん、しそ、かつお節/調味料(アミノ酸等)、酸味料、増粘剤(キサンタン)、甘味料(ステビア)、赤色106号、(一部に小麦・大豆を含む) |