業務スーパーで見かける『アヒル卵の塩漬け』、気になりませんか？ 塩水に漬けた、ゆでアヒルの卵。中国などで作られる発酵食である鹹蛋（シエンタン）というものだそう。
パサパサな食感のなかに強烈な旨味と塩気が凝縮された味わい。かなり人を選びますけど、珍味好きなら試す価値あるかと！
『功夫 アヒル卵の塩漬け』の価格・内容量は？
『アヒル卵の塩漬け』は321円（税込、税抜298円）で販売中です。
塩漬け卵が4個入って、内容量は未記載（編集部での実測値は260g）。カロリーは可食部100gあたり179kcal（脂質 13.8g、食塩相当量 3.6g）。
台湾の食品メーカー・浤良食品が製造する商品を神戸物産が輸入したパッケージになります。
以前見かけた中国産とリプレースか？
アヒル卵の塩漬けというと、以前は中国原産の『アヒル卵塩漬け』（6個・321円）を見かけましたが、どうやら最近本品に置き換えられている模様です。
同価格で個数が2個減っているので、実質値上げの形です。ちなみにアヒルの卵ものでいうと『台湾産ピータン』（4個・321円）という姉妹品もありますね。
殻剥きがむずかしいから包丁でカット
開封したらそのまま食べられます。ただし、手で殻を剥くのは難易度が高く、頑張って剥いても綺麗には仕上がりません。
なので殻ごと包丁で半分にカットするのがおすすめ。そのあとはスプーンなどで少しずつ食べる方法が楽ですね。
ピリッと凝縮された塩気！
サイズは市販の鶏卵と同じくらい。黄身が偏った個体が多めです。
白身はピリッとくるほど塩気が凝縮されており、黄身は味噌のような濃厚な旨味。単品だとおつまみ特化型のおいしさですね。
ちなみに、以前にチェックした中国原産品よりも塩気のパンチはおとなしい印象で、少しは食べやすくなったと思います。
刻んでお粥の具にもどうぞ
もともと刻んで調味料にするものなので、例えばお粥の具材にぴったり。
程よく塩気と旨味が広がります。白身はボソボソ、黄身は固まってパサパサした口当たりなのが人を選びますけど、珍味好きなら試す価値アリですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
- アヒル卵を塩水に漬けた台湾原産の発酵食
- 独特の濃厚な旨味と塩辛レベルの強い塩気で、酒呑み的にはハマる味
- 細かく刻めば調味料に使えるけど、殻が剥きづらいので使い勝手はあまり良くない
- 珍味の方向性は異なるけど、扱いやすさを重視するなら『台湾産ピータン』（4個・321円）のほうがおすすめ
商品の評価と詳細情報
| 内容量 | 4個 |
| カロリー | 可食部100gあたり179kcal（たんぱく質 12.8g、脂質 13.8g、炭水化物 0.8g、食塩相当量 3.6g） |
| 原産国 | 台湾 |
| 輸入者 | 神戸物産 |
| 原材料 | あひる卵、食塩 |
