業務スーパーで販売されている『豚ロース切り落し』をご存じでしょうか。
豚のロース肉を不揃いな形に薄くスライスした冷凍食肉です。チリとアメリカ原産の輸入肉。焼いたときにけっこう多めのアクが出るといった欠点はあるものの、肉質は十分なクオリティなので、おかず用途には無難にチョイスできますよ。
価格・内容量は?
冷凍肉コーナーで見かける『豚ロース切り落し』は915円(税込、税抜848円。内容量は800g。原料原産地はチリとアメリカ。販売は神戸物産、加工者はターメルトフーズ(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)です。
コスパは?
コスパ(単価)は100gあたり約114円。業スーの切り落し冷凍豚肉には『豚切り落し』(約97円/100g)や『国産豚切り落とし』(約107円/100g)などもラインナップされています。ロースの部位を使用しているせいか、本品は若干高めのポジションですね。
最近の価格は?
『豚ロース切り落し』は時期によっては価格が変動する商品です。mitok[ミトク]ではたま〜に最新価格をチェックしているのでご参考にどうぞ。
チェック日 | 参考価格(コスパ) | 備考 |
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2022年11月 | 915円(約115円/100g) | 800g |
2024年01月 | 948円(約119円/100g) | 800g |
解凍しやすい豚ロース
必要なぶんだけ取り出しやすいようバラ凍結され、余計な霜も付着していない状態で冷凍されています。
スライスは薄め、形は不揃い。短めの加熱時間でもサッと火は通りやすい感じ。ロースの特徴である赤身と脂身のバランスの良さや、肉質の柔らかさも及第点です。
アクが多め
加熱時に浮き出るアクの量がそこそこ多め。炒めるだけでもそれなりに目立ちますし、下茹ですると豪快な量のアクが取れます。
雑味はそこまで気にならないので、下処理は必須というほどでもないけど、見た目的に微妙という人も多そう。事前に軽く水洗いだけ済ませておくのがおすすめです。
風味は大丈夫?
向いてるレシピは肉野菜炒めやソテー、生姜焼きなどのシンプルなおかず系。特に生姜焼きにするときめ細やかな肉質の柔らかさが際立って感じられます。
これといった臭みは感じず、旨みと香りは平均的な印象。ただ、前述のとおりアクは多めなので、鍋物の具材などに使う場合はややクセのある食材と言えるでしょう。
それ以外はソツのないクオリティなので、なすと豚肉のポン酢炒めなどのあっさり系レシピでもおいしく食べられます。柔らか肉おかずを作りたいとき、手堅い選択肢に入る一品ですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
- ロース部位の輸入豚肉を不揃いにカットした冷凍食肉
- 赤身と脂身の比率がちょうど良く、きめ細やかな肉質の柔らか食感も十二分
- 脂分とアクが多い点以外は、より安価な豚肉類に比較してソツのないクオリティ
- コスパを最重視するなら『豚タンルートスライス』(1kg・861円・約86円/100g)などもおすすめ
商品の評価と詳細情報
内容量 | 800g |
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加工者 | ターメルトフーズ |
販売者 | 神戸物産 |
原産国 | チリ、アメリカ |
原材料 | 豚ロース |
保存方法 | -18℃以下で保存 |