業務スーパーにある『紅しょうがのかき揚げ』は、ちょっと好みが分かれるタイプの商品かもしれません。思いのほか紅生姜の主張がガツンと強い仕上がりなんです。
ピリッとくる酸味と辛味が、脂っこい衣の旨みと絡み合った結果、こってり濃厚なのに不思議と爽やか。変化球のトッピング食材として、冷凍うどんなどとセットで買いたい一品ですね。
『紅しょうがのかき揚げ』の価格・内容量は?
『紅しょうがのかき揚げ』は343円(税込、税抜318円)で販売中。冷凍かき揚げが5枚入って、内容量は400g(1枚80g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
コスパ(単価)は100gあたり約86円。『野菜かき揚げ 5枚入』(400g・343円)などのシリーズ品もラインナップされてまして、コスパ的にはほとんど横並びの傾向です。
崩れやすくて調理しづらい
調理方法は、170℃に熱した油に凍ったままの本品を1~2枚ほど投入。途中で裏返しながら、両面2分ずつ加熱するよう記載されています。
とはいえ、裏返すのは手間ですし、その際に形が崩れやすいのも気になります。浸かるぐらい多めの油で揚げるか、フライパンを使って揚げ焼きにするほうが調理しやすい印象です。
意外とご飯もはかどる旨み濃いめの甘辛かき揚げ
無難な味付けの商品が多い業スーのかき揚げシリーズですが、本品は例外です。紅生姜と玉ねぎをあわせたがっつり系の甘辛テイスト。とにかくインパクトがある味と言えます。
いんげんが少量混じっていますが、存在感はほぼ皆無。しんなり柔らかな玉ねぎの甘みと、シャキシャキした紅生姜の辛味に埋もれています。
油を吸った衣のまったりした旨みも強く、ベースは濃いめの甘旨感。そこに紅生姜のピリッとくる辛さが続いて、刺激的な清涼感が広がります。風味のまとまり方がけっこう独特ですね。
めんつゆ加えてかき揚げ丼に
麺類のトッピングには問題なく使えます。ただ、不味くはないけどクセのあるバランス。着色料(赤色102号)を使った、やけに赤みが強いビジュアルも気になる人は気になるかも。
そのままでもパンチが強い味ながら、軽くめんつゆを垂らすだけでさらに旨みが引き立ちます。意外とかき揚げ丼もアリ。刺激的な味わいが好きな方なら、おかず用にも具材用にも活用しやすい一品ですよ。
カロリーは?
『紅しょうがのかき揚げ』は1枚あたり141kcal(炭水化物 16.4g、食塩相当量 0.8g)。参考までに、たとえば『冷凍讃岐うどん』の一玉(200g)にあわせると、368kcal程度になります。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 400g(80g×5枚入) |
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カロリー | 1枚あたり141kcal(たんぱく質 1.8g、脂質 7.6g、炭水化物 16.4g、食塩相当量 0.8g) |
原産国 | 中国 |
輸入者 | 神戸物産 |
保存方法 | -18℃以下で冷凍保存 |
原材料 | 野菜(たまねぎ、いんげん)、紅しょうが、衣(小麦粉、でん粉、食塩)、揚げ油(大豆油)/酸味料、膨張剤、調味料(アミノ酸)、着色料(赤102、クチナシ)、(一部に小麦・大豆を含む) |