業務スーパーにあるちょっと大きめのチューブ調味料シリーズ。そのなかでも『しそ梅肉』は、酸味も塩気も強すぎないバランスのおかげで、余さず使いやすい一本となっています。
しその塩漬けを混ぜた梅肉ペースト。比較的クセを抑えて、すっきりした甘酸っぱさにまとめています。混ぜご飯などの簡単レシピにも馴染みやすい味わいですよ。
『しそ梅肉』の価格・内容量は?
『しそ梅肉』は386円(税込、税抜358円)で販売中。内容量は260g。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
コスパ(単価)は100gあたり約148円。チューブ入り梅しそは一般スーパーだと40g入りで190円程度の商品を見かけるので(475円/100g)、かなり豪快なコスパ感です。
ちなみに『しそ漬け梅肉』(500g・388円・約78円/100g)のほうが高コスパな傾向ですけど、そちらはビジュアル面で好みが分かれます。使い切りやすさも本品のほうが上ですね。
さらっと爽やかなバランスで白米とも好相性
梅ペースト類のなかでは、かなりあっさりした部類に入る商品かと。みりんなどで甘さを足していますけど、変に尖ったところがなく、ナチュラルな甘酸っぱさに落ち着いています。
梅の酸味は穏やかかつ淡白でキレが良く、しその香味と塩味もおとなしめ。総合的にはしっかりキュッとくる刺激を感じますけど、とにかくしつこさがなくて食べやすいんです。
口当たりも粘っこさ弱め。やや水っぽくて果肉感が薄いものの、さらっと軽い食感です。人によっては物足りなさを感じそうですが、普段の料理にさっと使うぶんには十分ですね。
手軽な使い方では、ごまなどと一緒に混ぜご飯やおにぎりにするのがおすすめ。すこし入れすぎてもしょっぱくなりづらく、程よい塩気が馴染んでくれます。
梅醤油漬けや照り焼きなどのおかず作りにも
味のバランスを崩しづらいので、基本的にレシピを選ばず使えます。簡単なところでは「なすの梅醤油漬け」などがおすすめですね。
本品(大さじ1/2)・砂糖・醤油・酢・みりん(各大さじ1)を混ぜた調味液に、乱切りにして焼いたなす(1本)と千切った大葉(2枚)を20~30分ほど漬けるだけ。濃厚かつ爽やかなおいしさに仕上がります。
おかず系なら「むね肉の梅しそ照り焼き」もどうぞ。鶏むね肉(1枚)を焼き色がつくまで焼いたら、本品・酒・みりん・醤油(各大さじ2)を入れて煮絡めるだけ。さっぱり系の旨みを清涼に引き立ててくれます。
強い個性はありませんし、クオリティ自体は平均点。気軽に使える量の多さとクセのない味わいを重視するならどうぞ。利便性を考えれば十分優秀な選択肢ですよ。
カロリーは?
『しそ梅肉』は100gあたり107kcal(炭水化物 25.1g、食塩相当量 10.1g)。大さじ1杯(15g)だと16kcal、食塩相当量は約1.5gになります。塩分の強さにだけ注意が必要ですね。
商品の詳細情報
内容量 | 260g |
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カロリー | 100gあたり107kcal(たんぱく質 1.2g、脂質 0.2g、炭水化物 25.1g、食塩相当量 10.1g) |
原産国 | 中国 |
輸入者 | 神戸物産 |
原材料 | 梅肉、果糖ぶどう糖液糖、麦芽糖、しそ塩漬、みりん、醸造酢、小麦繊維、たん白加水分解物/酒精、調味料(アミノ酸)、香料、増粘剤(キサンタン)、甘味料(ステビア)、V.B1、野菜色素、(一部に小麦・大豆を含む) |