業務スーパーで販売されている『水晶えび餃子』をご存じでしょうか。
えびと野菜を具材にした冷凍餃子です。小麦粉にでん粉を加えることで、弾力と透明感のある皮に仕上げてあるのが特徴的。冷凍餃子類のなかでは割高で調理にもコツが必要ですけど、クオリティを重視するならおすすめの一品ですよ。
『水晶えび餃子』の価格は?
業務スーパーにて516円(税込、税抜478円)で販売中。内容量は300g、カロリーは100gあたり195kcal(脂質 4.5g、炭水化物 30.3g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
コスパ(単価)は100gあたり172円。『美味しいえび餃子』(500g・354円・約71円/100g)などがラインナップされている業スーの冷凍餃子類のなかでは、本品はボリューム少なめかつ高めの価格設定になっています。
『水晶えび餃子』の調理方法は?(注意点)
調理方法は本品を沸騰させた蒸し器に入れ、フタをして5個あたり約10分加熱するだけ。軽く水にくぐらせてから耐熱皿に移してラップをかけ、電子レンジ(500W)で3個あたり約1分30秒チンしてもOKです。
注意点をひとつ。本品は具材がみっちり詰まっているせいか、加熱時に皮が破れやすくなっています。蒸し器でもレンジ加熱でもそこそこの確率で皮の端が裂け、餡の水分が流れがち。器に皮がくっつきづらくするためにクッキングシートを敷いた上で、加熱しすぎないよう様子を見ながら、慎重に調理するのがおすすめです。
『水晶えび餃子』はどんな味? 餡をチェック
具材はオオクログワイ(中華料理に使われるカヤツリグサ科の植物の根茎)、ニラ、人参、エビ、春雨、きくらげの6種類。肝心のエビは小粒でプリッとした主張も控えめなのが気になりますけど、オオクログワイのサクサクしたレンコンのような歯ざわりと甘みは本格的ですし、ニラの濃厚な香ばしさも際立った味わいです。
餡のジューシーさよりは、バリエーションのある具材を詰め込んだ複雑な風味を強調した仕上がり。味付けは香味油などでシンプルに仕上げて、野菜類の香りを活かしています。厚めの皮はもっちり強めの弾力があり、食べごたえを含めて平均以上のクオリティですね。
単品でも料理として成立する満足感がありますし、濃厚な味わいなのでご飯おかずにしてもOK。調理時に破れないよう気を遣うのがネックですけど、クオリティを最重視して冷凍餃子を選ぶなら一度は試したい一品ですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
- 6種具材を厚めの皮に詰め込んだ大粒サイズの冷凍餃子
- 強めの弾力があるもちもち皮から餡の複雑な風味が広がる味わい
- 調理に若干コツがいるけど、価格相応の満足感と食べごたえがあるクオリティ
- 手頃さを重視するなら『美味しいえび餃子』(500g・354円)がおすすめ
商品の評価と詳細情報
内容量 | 300g |
カロリー | 100gあたり195kcal(たんぱく質 8.2g、脂質 4.5g、炭水化物 30.3g、食塩相当量 2.5g) |
原産国 | 中国 |
輸入者 | 神戸物産 |
原材料 | 野菜(オオクログワイ、ニラ、にんじん)、えび、春雨、乾燥きくらげ、香味油、でん粉、砂糖、食塩、酵母エキス、こしょう、皮(小麦粉、でん粉、植物油脂、食塩)/pH調整剤、(一部に小麦・えび・大豆を含む) |