MENU

業スーのパック酒『黒嘉門』はお値段以上なやつ! コスパ重視で本格焼酎を飲むなら鉄板だと思う

業務スーパーのお酒で定番商品を選ぶなら『本格芋焼酎 黒嘉門(くろかもん)』は外せない一品かと思います。

本格焼酎(単式蒸留焼酎、焼酎乙類)としては格安品の部類に入る手頃さ。それでいて芋由来のコクがしっかり広がる濃いめの味わい。価格以上の味の良さを求めるならリピート候補にも入ってくる優秀さなんです。

目次

本格芋焼酎 黒嘉門』の価格・内容量は?

『本格芋焼酎 黒嘉門』は1,240円(税込、税抜1,128円)で販売中。内容量は1800ml。製造・販売は岐阜県各務原市にある菊川(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。

コスパ(単価)は100mlあたり約69円。同じく本格焼酎だと『芋焼酎 甕貯蔵黒麹仕込み』(720ml・1,042円・約145円/100ml)などがラインナップされています。価格の変動が多い印象ですが、かなり手頃なのは分かるかと。

ちなみに混和焼酎を含めると『甲乙混和焼酎 芋いち』(1800ml・876円・約49円/100ml)など、さらに安い商品もちらほら。本品は乙類焼酎のなかでは格安品、というポジションになります。

アルコール度数は?

アルコール度数は25度と一般的な数値。ちなみに安さの理由でしょうか、さつまいもと米麹はベトナム産の原料を使用しているようです。

酒呑みも初心者も飲み飽きないバランスの取れた味

芋のふくよかな香りとキレの良さが両立した、とにかくまとまりの良い味わいです。とくにロックでの飲みやすさが際立った感じ。飲みごたえを求める酒呑みにも、親しみやすさを求める焼酎初心者にもぴったりのバランスと言えます。

ストレートで飲んで最初に感じるのは香りの穏やかさ。クセを感じない風味ですが、そこから芋の旨みが意外なほどしっかりと広がります。黒麹で仕込んだというコクの強さは感じつつ、飲み味自体はクリアな印象にまとまっているんです。

水割りにすると素直になりすぎて平板に感じがち。ストレートでもいけるけど、アルコールのキツさはそれなりに感じます。お湯割りにすると芋のまろやかさが全開になり、飲みごたえはそのままに優しい印象に変わります。

ロックにするとクリアなままに芋の甘さが引き立って、濃厚なのにキリッと引き締まった味わいに。基本的にどの飲み方でも手堅く飲めるクオリティながら、ロックでの飲み心地の良さは特筆すべき水準です。

香りの複雑さではなく芋の優しい濃厚感を求めるなら間違いなしのおいしさ。ボリュームと価格も考え合わせれば、業スー焼酎を代表するコスパ品と言ってよい一品ですよ。

商品の評価と詳細情報

本格芋焼酎 黒嘉門
総合評価
( 4.5 )
スクロールできます
内容量1800ml
アルコール分25%
製造者菊川
原材料さつまいも(ベトナム産)、米こうじ(ベトナム産米)
  • URLをコピーしました!
目次