業務スーパーの冷凍肉類に『やわらかハーブ鶏 若どりもも』という新作が登場しました。厳選したハーブ入りのエサで育てた国産鶏を使用したという商品です。
ほかの冷凍もも肉と比べて、味に大きな違いはありません。脂肪が若干少ないぶん、さっぱりした印象があるぐらい。2キロ入りの大ボリュームでも余さず使えるクオリティですよ。
『やわらかハーブ鶏 若どりもも』の価格・内容量は?
『やわらかハーブ鶏 若どりもも』は1,706円(税込、税抜1,580円)で販売中。内容量は2kg。販売者は神戸物産、加工者は朝びき若鶏(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。
コスパ(単価)は100gあたり約85円。似通った商品である『上州高原どり 若どりもも肉』(2kg・1,706円)と同価格・同ボリュームです。そちらは原料原産地が群馬産と明記されているのに対して、本品は国産とのみ記載されています。
公式サイトの商品ページによると、現在は一部地域でのみ取り扱っているとのこと。今回は東日本エリアの店舗で『上州高原どり』と一緒に陳列されているところを発見しました。
一晩置いて解凍する手間にだけ要注意
個体差はありそうですが、もも肉が7枚入り(1枚約290g)。肉同士が重なって凍っているので、冷蔵庫に一晩置いて解凍する必要があります。大皿に移して、庫内にドリップが溢れていないか、たまに確認しながら解凍するのが無難です。
ほんのすこし羽根が残っているぐらいで、ほぼ綺麗に処理されています。解凍後は下処理なしで調理できるかと。冷蔵で保つのは2~3日程度。余ったぶんは再冷凍しましょう。
さらっとした肉汁感と穏やかな旨み
ハーブやスパイスで香り付けされているわけではなく、ハーブ入りの飼料で育てられた普通の鶏肉です。それ以外の飼育方法や産地についての詳細な記載は見当たりません。
しっかりと厚みがあって肉質は比較的柔らかめ。ジューシーさはそれなりで、皮はやや薄めでしょうか。臭みもほぼ完全に感じませんし、これといった欠点のないクオリティです。
明確に個性があるのは脂肪の質ですね。もも肉なのに、皮目をパリッとなるまで焼いても染み出る脂は少なめ。口当たりもさらっとしていて重すぎません。旨みはあるのにあっさりしていて、しつこくないおいしさなんです。
チキンカレーやタンドリーがおすすめ
やや淡白な印象がなくもないため、濃いめに味付けするレシピと相性が良いかもしれません。柔らかめなので煮込み系の具材にもちょうどよいかと。チキンカレーなんかが定番ですね。
本品(1枚)を一口大に切って焼いたら、みじん切りの玉ねぎ(1/2個)とカレー粉(大さじ1)を香りが出るまで炒め、トマト缶(400g)を投入。好みで味を調整しながら本品を煮込めば完成です。
タンドリーチキンもおすすめです。マヨネーズ・ケチャップ(各大さじ2)・カレー粉(大さじ1)・チューブにんにく(小さじ1)を混ぜたら、カットした本品(2枚)を1時間以上漬け込んだあと、フライパンでこんがり焼くだけ。
どのレシピも油っこさ控えめに、どことなく上品なおいしさで仕上がります。もちろんコスパも優秀ですし、すこしでも臭みのない鶏肉をおかず用にストックしたい向きはぜひどうぞ。
カロリーは?
カロリーなどの栄養成分表示は未記載。日本食品標準成分表によると、皮付き若鶏もも肉は100gあたり190kcal(たんぱく質 16.6g、脂質 14.2g、炭水化物 0g、食塩相当量 0.2g)とのことです。
脂肪が少ないぶん、この数値よりちょっとだけ軽めと想像していいかもしれませんが、あくまでも参考程度にどうぞ。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 2kg |
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加工者 | 朝びき若鶏 |
販売者 | 神戸物産 |
保存方法 | -18℃以下で冷凍保存 |
原材料 | 鶏もも肉 |