
業務スーパーにある冷凍魚介のなかでも、『骨とりさばフィレ(定塩)』は及第点のクオリティといったところでしょうか。塩味が付いたさば半身の冷凍品です。
平均的なサイズで4枚入り。塩気の濃さや脂のりに関しては好みを分けるポイントもちらほら見つかりますけど、丁寧に骨を除去した食べやすさは魅力的な一品ですよ。
『骨とりさばフィレ(定塩)』の価格・内容量は?

『骨とりさばフィレ(定塩)』は462円(税込、税抜428円)で販売中。冷凍さば半身が4枚入って、内容量は340g(1枚85g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
コスパ(単価)は100gあたり約136円、1枚あたりは約116円。冷凍さばは一般スーパーだと安くて220円/1枚ぐらい。本品がちょい小さめなのを差し引いても、十分手頃に感じられます。
『塩さばフィーレ 3枚入』(420g・581円・約138円/100g)や『さば切身 5切入』(325g・429円・132円/100g)もラインナップされています。コスパ感は横並びといったところ。

すこし水気が多い点に要注意

加熱用のさばフィレです。冷蔵庫に1~2時間ほど置いて、半解凍の状態になったら加熱調理しましょう。
食塩水に漬け込む定塩加工をされているためか、加熱時のドリップはやや多め。完全解凍した状態で焼くと身も崩れやすくなるので、解凍具合には注意する必要があります。
やや淡白でしょっぱいけどおかず用途には及第点

サイズはやや小ぶりで、厚みもすこし物足りない感があるものの、食感的には合格点です。しっかり焼けば水気も気にならず、ふっくらとした仕上がりに。口の中でほぐれるような口当たりを楽しめます。
風味自体は淡白寄り。平均的な旨みの強さといった印象です。かわりに塩味がやけに立って感じられます。脂のりも最低限といったところ。僅差ではありますが、クオリティでは『塩さばフィーレ』などの似た商品に軍配が上がりそうですね。
さばなす炒めや蒲焼き丼などにおすすめ

そのままでも塩気が濃いので、シンプルな味付けの料理に向いてるかも。手軽なレシピでいえば、さばとなすのソース炒めなどがおすすめです。
カットした本品(1枚)と乱切りにしたなす(1本)をフライパンでこんがり焼いたら、中濃ソース(大さじ1)を加えて炒め合わせるだけ。さば自体の香味が際立って感じられます。

さばの蒲焼き丼もいいですね。薄力粉(適量)をまぶした本品(1枚)をカリッとなるまで焼き上げたら、醤油・酒・みりん・砂糖(各大さじ1)・生姜チューブ(小さじ1)・白ごま(適量)を絡め、ご飯にのせるだけ。ささっと満腹めしが用意できます。
クオリティに強いこだわりがなければ、とりあえずストックしていいおかず候補です。小骨がないのは地味にありがたいですし、手軽さを重視する人にも無難な選択肢といえます。
カロリーは?

『骨とりさばフィレ(定塩)』は100gあたり244kcal(脂質 16.6g、食塩相当量 1.5g)。1枚(85g)あたりは約207kcalで、ごはん1杯(200g=約290kcal)に合わせると497kcal程度になる計算です。
商品の詳細情報
内容量 | 340g(4枚入) |
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カロリー | 100gあたり244kcal(たんぱく質 20.3g、脂質 16.6g、炭水化物 0.3g、食塩相当量 1.5g) |
原産国 | 中国 |
輸入者 | 神戸物産 |
保存方法 | -18℃以下で冷凍保存 |
原材料 | さば、食塩 |