業務スーパーで販売されている『ブラジル産鶏もも正肉(Mister Frango)』をご存じでしょうか。
2キロ入りの冷凍鶏もも正肉です(正肉とは余分な脂肪などを除去したお肉のこと)。1枚ずつが比較的大きめで、引き締まった歯ざわりの肉質が特徴的。輸入品でも品質は十分なので、おかず用の鶏肉をストックしたい時にはぴったりの選択肢ですよ。
『ブラジル産鶏もも正肉』の価格・コスパは?
『ブラジル産鶏もも正肉』は1,177円(税込、税抜1,090円)で販売中。内容量は2kg。カロリーなどの栄養成分表示は未記載。神戸物産がブラジルから輸入・販売する商品。パッケージ記載の「Mister Frango(ミスター・フランゴ)」は同国の食品グループ・GTFoods社が展開するブランドのようです。
コスパ(単価)は100gあたり約59円。『SEARA ブラジル産鶏もも正肉』(2kg・1,177円)と同価格・同ボリューム。店舗次第でSEARAの製品と本品のどちらかが置かれている印象です。一般スーパーの冷蔵の輸入もも肉は80円/100g程度ですから、十分手頃な価格設定ですね。
『ブラジル産鶏もも正肉』の使い方は?
肉同士が密着して凍っているので、まずは冷蔵庫に一晩置いて解凍しましょう。解凍時に滲み出るドリップはそこまで多くないものの、巨大なので冷蔵庫の内部に溢れる恐れあり。深い容器に移してから解凍するのが無難ですけど、大きすぎて難しい場合は、ドリップがあまり出ない半解凍状態(5~6時間程度)で取り出すのがよいかと。あとはカットして調理するだけでOKです。
実測値で250~300g程度の鶏もも肉が7枚入っており、多少サイズにばらつきはあるものの平均値は比較的大きめ。解凍後は2~3日しか保たないので、食べきれないぶんは加熱調理後に再冷凍するなどして保存しておくのがおすすめです。
『ブラジル産鶏もも正肉』の味・食感は?
カレーの具材として軽く煮込んだり、皮目を焼いてソテーにしたり、解凍後はそのまま好みのレシピに活用できます。加熱時に出る油の量は平均的か、それよりちょい少ない程度。生臭さなども感じず、品質は安定した印象です。
程よい柔らかさがありつつ引き締まった弾力感もある食感。皮はちょい厚めでもっちりプルッとした口当たり。SEARA製造の商品と基本的には似通った肉質です。大差はないので、店頭で見かけたほうをチョイスすればよいかと思います。
引き締まった食感で炒めても煮込んでも美味しい
鶏皮の下に黄色く見える皮下脂肪が除去されており、相対的にはさっぱり系の風味。こってりしたクドさを感じづらいお肉です。あえて言えばSEARA製造品のほうがあっさりしており、本品のほうは脂肪分をそこまで落とし切っていないのか、肉の旨みもしっかり引き立つ傾向にある気がします。
ガーリックバター炒めや醤油煮など、簡単なレシピでも手堅くおいしく仕上がります。コスパとボリューム重視で鶏肉を買うなら鉄板のひとつに入る選択肢ですよ。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 2kg |
原産国 | ブラジル |
輸入者 | 神戸物産 |
原材料 | 鶏もも肉 |
保存方法 | -18℃以下で冷凍保存 |