業務スーパーで販売されている『アップルシュトゥルーデル生地』をご存じでしょうか。
オーストリア伝統の焼き菓子でして、ざっくり言えばアップルパイですね。かなりボリュームのある商品なんですけど、上品な風味はみんなに好まれそう。けっこうおすすめです!
価格・大きさは?
冷凍スイーツコーナーで見かける『アップルシュトゥルーデル生地』は537円(税込、税別498円)。内容量は600g、ずっしりとしていたかなり大きなパッケージで販売されています。原産国はイタリア(「Graziadei」というブランド)、輸入者は神戸物産です。
商品名からは「生地だけなの?」って印象を受けそうですけど、そんなことはなく、箱の中にはこんな風に焼く前のアップルシュトゥルーデルが入っています。
シュトゥルーデルとは?
シュトゥルーデル(Strudel)は、甘いフィリングを薄い生地で包んで焼き上げるオーストリア伝統菓子。中でも有名なのが、りんごを使ったアップルシュトゥルーデルなのだそう。ざっくり言えばアップルパイに近いかな。
余談ですけど、コストコではベーカリーコーナーでときどき見かけますね。
調理にはオーブンが必要
調理にはオーブンが必要です。まずは室温で30分間ほど置いて解凍後、予熱200℃のオーブンで約35分間加熱すればOK。経過30分くらいで表面の焼き色を確認しながら、加熱時間を調整するとよいかと思います。
というわけでこちら焼き上がったもの。調理中から生地の香ばしさとりんごの甘酸っぱい香りが……!
意外なほど素直な味わい
フィリングのりんご、めっちゃ詰まっていますよね(仕込み時のりんごの割合は44%)。
そして、なんだか覚えのある香りだな〜と思ったら、けっこうマクドナルドの「ホットアップルパイ」に似ているかも。でも味わいは、濃さも甘さも上品で控えめなんです。食べやすい!
りんごの酸っぱさをよく活かしたシンプルな味わいなんです。やわらかでシャキっとした食感から穏やかな甘酸っぱさ。レーズンの甘酸っぱさもあるものの、総じて品の良さを感じさせる「おとなしいアップルパイ」といった印象です。
サクッとした薄生地の香ばしさがフィリングをよく包み込むし、これはけっこうな量でもペロリといけちゃう味わいですね〜。『アップルシュトゥルーデル生地』、調理に若干手間はかかりますけど、mito編集部的にはおすすめですっ。
ホイップで甘みプラス
全体的に風味がおとなしいので、オフィシャルでは粉糖の追加も推奨されています。確かに風味を単調に感じることは否めないかも。甘み足しであればホイップも手軽でおすすめですよ。
追いシナモンも推奨
本品にはシナモンが使われているのですが、りんごやレーズンの影に隠れがち。基本的にシナモンとりんごの甘酸っぱさはよく合うので、お好みで追いシナモンもどうぞ。
カロリーは?
いちおうカロリーも確認しておきましょう。
公称値は100gあたり215kcal(脂質 11.0g、炭水化物 27.7g)、総計は1,290kcal。1食あたり81gとした場合(*)は約175kcalです。ご参考ていどに。
*マクドナルドの「ホットアップルパイ」と同じ量(参考:211kcal / 81g)。
商品の評価と詳細情報
名称 | 冷凍菓子生地(フィリング入り) |
内容量 | 600g |
カロリー | 100gあたり215kcal(たんぱく質 2.6g、脂質 11.0g、炭水化物 27.7g、食塩相当量 0.3g) |
原産国 | イタリア |
輸入者 | 神戸物産 |
保存方法 | |
原材料 | りんご、小麦粉、マーガリン、レーズン、砂糖、パン粉、えんどう豆繊維、食塩、小麦麦芽エキス、シナモン、レモン果汁/pH調整剤、香料、酸味料、(一部に小麦・りんごを含む) |