MENU

業務スーパーの『生ずわいがに』は買いやすい価格だけどどうなの? 食べ方・旨みを確かめてみた

業務スーパーの『生ずわいがに』は買いやすい価格だけどどうなの? 食べ方・旨みを確かめてみた

業務スーパーで販売されている『生ずわいがに』をご存じでしょうか。

ロシア産ズワイガニの棒肉、爪肉、肩肉を詰め込んだ冷凍魚介です。業スー品のなかでは高価ながら、ズワイガニとしては比較的買いやすい価格設定で、クオリティも申し分なし。パーティー用食材としてカニ鍋などに活用したい一品ですよ。

目次

価格・内容量・コスパは?

『生ずわいがに』は業務スーパーでは3,218円(税込、税抜2,980円)で販売中。内容量は700g。かにの原産地はロシア、加工・販売は石田水産。

殻が半分ついた状態の商品(ハーフポーション)で、コスパ(単価)は100gあたり約460円。ズワイガニの価格は時期と地域で変わってきますが、近隣のスーパーでは600円/100g程度でした。

例えばコストコだと『ボイルずわいがに(生食用)』(1.1kg・4,980円・約453円/100g)など、ほぼ互角なコスパの商品も見当たります。総合的にみて本品は、際立った格安品ではないけど、量もちょうどよくて買いやすい商品というポジションでしょうか。

下処理・調理方法は?

ボイル処理されていない加熱用の商品です。解凍方法は、まず表面の氷の膜(グレース)を流水で落としたら、冷蔵庫で1~2時間ほど自然解凍します。表面が柔らかくなった半解凍状態で取り出しましょう。

あとはボイルにしたり、そのままカニ鍋にしたり、好みの方法で加熱調理してOK。生食はできない点と、冷蔵庫に長く置いて完全解凍すると黒く変色してくる恐れがある点には注意しましょう。

味と食感は?

半むき身で食べやすく、とくに棒肉はふっくら肉厚でプリッとした食感です。ふんわり柔らか、というよりは弾力のある繊維感。しっかりと身が詰まっていて食べごたえ十分で、いたって手堅いクオリティです。

殻からほじり出す必要がある肩肉は、かにちらしやかに飯などのレシピと好相性。味付けはされていませんが、あっさり上品な中から深い旨みが効いてくる風味です。塩気は弱めで、甘みに寄ったタイプのおいしさですね。

カニクリームパスタなどもおいしく仕上がる

茹でれば汁にも味が移り、じんわりとした旨みが行き渡った風味になるので、かに雑炊にもぴったりです。いくらか余ったらカニクリームパスタにアレンジしてもいいですね。特有の香味が効いて優しい味に仕上がります。

安めの商品とはいえ気になる欠点は見当たらず、定番のレシピには大体活用できます。あえて言えば旨みの濃厚さはもうひとつかな、というぐらい。価格抑えめでご褒美感を楽しみたいときに重宝する一品ですよ。

カロリーは?

カロリーもチェックしておきましょう。

『生ずわいがに』は100gあたり59kcal(脂質 0.4g、食塩相当量 0.8g)。棒肉と爪肉は平均して1本約30g(実測値)なので、ざっくり3~4本食べて100g程度の感覚です。召し上がる際の目安にどうぞ。

商品の評価と詳細情報

生ずわいがに
総合評価
( 4.5 )
内容量700g
カロリー100gあたり59kcal(たんぱく質 13.9g、脂質 0.4g、炭水化物 0.1g、食塩相当量 0.8g)
原産国ロシア
加工者石田水産
保存方法-18℃以下で冷凍保存
原材料ずわいがに/酸化防止剤(亜硝酸Na)
  • URLをコピーしました!
目次