業務スーパーには大容量の『焼肉のたれ』があるんです。約1リットルほど。焼肉用には多すぎますけど、ほかの料理に使う前提であればアリな商品ですね。
醤油ベースに米味噌やりんご果汁を効かせた甘めの味付け。ちょっと重ためで単調な風味ではあるものの、総合的には素直で使いやすい甘辛テイストとなっています。
『焼肉のたれ』の価格・内容量は?
『焼肉のたれ』は321円(税込、税抜298円)で販売中。内容量は1138g。販売は神戸物産、製造は秦食品(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。
コスパ(単価)は100gあたり約28円。一般スーパーだと焼肉のたれは安くて65円/100g程度ですから、不安になるぐらいの安さです。
ちなみに『焼肉のたれ(まろやか醤油)』(1172g・505円・約43円/100g)などのシリーズ品もあります。業スーのソース・たれ類のなかで見ても安価な部類に入りますね。
漬け込み用にも炒め用にも使える
小皿に移して肉を付ける用途にはもちろん、ボリューム的に漬け込みダレにも使いやすいかと。
炒め物などに加える場合は、味がクドくならないよう、大さじ1~2杯ぐらいの量から絡めてみるのがよさそうです。
すこしベタッとしてるけど元気に広がる甘辛さ
味噌とりんご果汁由来の元気な甘さがメイン。にんにくとごまの香りも強めで、しっかり濃厚な焼肉ダレです。肉の脂と一体になって、まろやかな甘旨感が広がります。
ただし、ラージャン(辛味噌)の辛さは穏やか。優しくて食べやすいけど、ちょっと甘さに寄りすぎていて、ベタッと重たいかんじがある風味ですね。赤ワインやアンチョビペーストでコクを足しているようですが、あんまり深みは感じないかな。
肉野菜炒めなどに適量使うと、わりと落ち着いた印象に。味噌の旨みとピリ辛感が程よい濃さで行き渡ります。
手羽元を20分ほど漬け込んでから焼いたところ、味は染みてるけど多少クドさも感じる仕上がりに。香りが単調で飽きやすいタイプかもしれません。
麻婆豆腐に使っても意外と合う
一言でいえば価格相応。マズくはないけど個性が弱く、味の濃さから考えても減りは遅め。正直余りやすいので、焼肉以外の料理にも活用したいなら挑戦してみてください(賞味期限は未開封で約5ヶ月)。
アレンジするなら、たとえば麻婆豆腐の味付けに使うのがおすすめ。甘旨感が強いおかげで、しっかりご飯がすすむ味になりますよ。
フライパンでねぎ1/2本(みじん切り)と豚ひき肉(100g)を炒めたら、本品大さじ5杯・水1カップ・豆腐1丁(1.5cmの角切り)を加えて5分ほど煮立て、水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。辛味がほしい場合はラー油などを適量どうぞ。
カロリーは?
カロリーも確認すると、『焼肉のたれ』は100gあたり119kcal(炭水化物 24.0g、食塩相当量 6.6g)。
大さじ1杯(15g)だと約18kcal、食塩相当量は約1gです。塩分を考えると慎重に使いたいところですね。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 1138g |
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カロリー | 100gあたり119kcal(たんぱく質 2.9g、脂質 1.2g、炭水化物 24.0g、食塩相当量 6.6g) |
製造者 | 秦食品 |
販売者 | 神戸物産 |
原材料 | 果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、しょうゆ、食塩、たん白加水分解物、砂糖、米みそ、赤ワイン、にんにくペースト、ごま、濃縮りんご果汁、アンチョビソース、食用ごま油、辣醤、トマトペースト、オニオンエキス、こしょう/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、キサンタン)、酸味料、カラメル色素、(一部に小麦・大豆・りんご・ごまを含む) |