業務スーパーの冷凍野菜コーナーにある『梅花にんじん』。その名のとおり、梅の花のかたちにカットされた冷凍人参です。飾り切りの手間を省く時短用の食材ですね。
ねじり梅のように凝った切り方ではなく、あくまで花形にくり抜いただけといった風情。それでも料理の彩りとしては申し分ありません。煮物などにプラスしてみてはどうでしょう。
『梅花にんじん』の価格・内容量は?
『梅花にんじん』は278円(税込、税抜258円)で販売中。内容量は500g。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
コスパ(単価)は100gあたり約56円。生鮮の人参だと1袋に3~4本(1本150g前後と考えて500~600g程度)入って、同程度の価格帯かもっと安いぐらいですし、手頃さは特にないかと。コスパより時短性を重視するときの選択肢ですね。
彩りやトッピング用には使いやすい
ほかの業スー冷凍野菜と同じく、軽く湯通ししてあるため、レシピに応じて凍ったまま加熱調理してOKです。
お味はとくに個性なし。雑味がなくはないけど、素朴でクセのない甘さです。基本は煮物にして味を染ませたいものの、面倒ならレンジ加熱でもよいかと。月見うどんのトッピングなど、ざっくりした用途にはアリでしょう。もちろんお弁当にも。
煮しめなどの煮物・和食に限定されがち
程よい厚みのあるカットですし、変な繊維感が残ってもいませんし、クオリティはいたって無難です。ただ、ビジュアル的に和食や煮物以外には使いづらいかもしれません。
ちなみにパッケージ裏には煮しめのレシピが記載されています。こうした長めに煮込む料理に使う際は、調理時に箸で触るとかたちが崩れやすい印象です。ビジュアルが悪くなったら元も子もないですし、注意して扱いたいところですね。
筑前煮などの定番レシピにも
筑前煮なども鉄板の使い方ですね。本品・鶏もも肉・れんこん・ごぼう・たけのこ・こんにゃく(各100g)を鍋に投入し、水(2カップ)と和風だし(小さじ2)と醤油・みりん(各大さじ4)で30分ほど煮込むだけ。
単体で味がどうこうというものではありませんけど、だしが染みれば柔らかくて美味しいんです。とはいえ、ちょっと用途が限られすぎてる気もしますね。
人参が単体で入った冷凍野菜って業スーだとほかにないので、その意味では珍しい商品です。利便性では『和風野菜ミックス』(500g・267円)などのほうが上なので、あくまで料理に彩りが欲しいときにどうぞ。
カロリーは?
一応チェックしておくと、『梅花にんじん』のカロリーは100gあたり36kcal(炭水化物 8.5g、食塩相当量 0.07g)。気にするほどの数値ではありませんね。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 500g |
---|---|
カロリー | 100gあたり36kcal(たんぱく質 0.7g、脂質 0.1g、炭水化物 8.5g、食塩相当量 0.07g) |
原産国 | 中国 |
輸入者 | 神戸物産 |
保存方法 | -18℃以下で冷凍保存 |
原材料 | にんじん |