業務スーパーにある格安レトルトカレー、当たり外れが激しいジャンルですよね。そのなかでも『旨味逸品カレー中辛』は、コスパ重視派ならギリギリ買ってOKなクオリティです。
オーソドックスな欧風カレーながら、マイルドなコクと辛味の強さが分離したようなアンバランスな味わい。クセが許容できれば節約用に重宝する商品ではありますよ。
『旨味逸品カレー中辛』の価格・内容量は?
『旨味逸品カレー中辛』は業務スーパーでは320円(税込、税抜297円)で販売中。レトルトカレーが4食分入って、内容量は680g(1食170g)。製造・販売は丸大食品。
コスパ(単価)は100gあたり約47円、1食あたりは80円。一般スーパーだと大入りレトルトカレーは安くて130円/1食ぐらい。かなり安価と言ってよい価格です。
業スーPBの代表的なコスパ品である『おとなの大盛カレー 中辛 4袋入』(880g・365円・約91円/1食)よりも安め。トップクラスの格安品といえます。
熱湯でさっと温めるだけ
袋のまま沸騰しない程度のお湯(70~80℃)で3分ほど温めるだけ。耐熱容器に移してラップをかけて、電子レンジ(500W)で1分ほどチンしてもOKです。
まったりコク深いと同時に刺激感も強め
カレー粉のスパイス感とソテーオニオンの香ばしさが効いた素直なベース。平均点はクリアしてます。ただ、格安品らしく具材は少なめで、総合的な満足度はイマイチ止まりといったところでしょうか。
1袋170gなのでちょい少なめながら、味付けが濃いめなので特に気になりません。牛肉の旨みは控えめでも、まったりとした重たさがある味わいで、口当たりもとろみが強め。大盛りご飯にあわせやすいタイプです。
とはいえ、果実系のコクなどは足しておらず、どことなくトマトの酸味と砂糖の甘さに頼ったかんじと言いますか。人工的な甘さとスパイスの刺激感が、それぞれ不調和に立っているような印象がある中辛テイストです。
節約用や買い置き用には一応アリ
具材はじゃがいもと人参が数切れ程度。価格相応のボリュームです。最低限のほっくり感は楽しめるので、ここは無難の一言ですね。
『ごろごろ野菜の大盛カレー 4袋入』(880g・408円・102円/1食)など、手堅い質の業スー品に比べると見劣りします。多少チープでも安さを重視する場合や、ストック用に確保しておくための選択肢としては一応アリ、ぐらいのポジションですね。
カロリーは?
『旨味逸品カレー中辛』は1食あたり90kcal(炭水化物 14.0g、食塩相当量 3.2g)。具材が少ないぶんローカロリーながら、塩分はちょい高めとなっています。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 680g(170g×4食入) |
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カロリー | 1食あたり90kcal(たんぱく質 2.6g、脂質 2.6g、炭水化物 14.0g、食塩相当量 3.2g) |
製造者 | 丸大食品 |
原材料 | じゃがいも加工品(国内製造)、にんじん加工品、砂糖、パン粉、カレーフレーク、ラード、食塩、カレー粉、トマトペースト、ソテーオニオン、ビーフエキス、しょうゆ、酵母エキス加工品、糖加工品、香辛料/増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香辛料抽出物、(一部に乳成分・小麦・牛肉・ごま・大豆・りんごを含む) |