
業務スーパーではちょっと珍しいフルーツ缶も買えるんです。たとえば『梨缶詰』。ふたつ割りにした梨が2個分(4切れ)入った缶詰です。
中国梨という小ぶりな品種を使用したものですが、味と食感はほとんど和梨と変わりません。シロップを含めてさっぱりした甘さなので、アレンジも加えやすい一品ですよ。
『梨缶詰』の価格・内容量は?

『梨缶詰』は127円(税込、税抜118円)で販売中。内容総量は425g(梨の固形量250g・シロップ175g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
コスパ(単価)は100gあたり約30円。梨の缶詰は一般スーパーだとあまり見かけず、たまにあっても洋梨を使った商品が80円/100gぐらい。品種の違いはありますが、悪くない価格設定かと。
業スーPBのフルーツ缶は『白桃缶詰(ランダムカット)』(425g・127円)などもあります。価格とボリュームはわりと横並びのシリーズですね。

和梨よりも小さくて柔らかい輸入梨

缶切りが必要なタイプです。開封したら早めに別容器に移しましょう。一度で食べきれなくもないボリュームですが、保存容器もあれば便利ですね。
中国原産の栽培品種・中国梨を使ったシロップ漬けです。比較するとやや小ぶりながら、和梨に似た球状のビジュアル。ほかにも和梨に近い要素が多く、違和感なくいただけるクオリティです。

ふたつ割りの状態のままかぶりつけるサイズ感。もちろんカットして食べてもOKです。
シロップに漬かったせいか、繊維感の弱いしっとり柔らかな口当たりに寄っていますが、梨特有のシャクシャクした軽やかな歯ざわりもちゃんと残っています。
コンポートやヨーグルトトッピングもおいしい

甘さも和梨の平均に近い、さっぱり爽やかな味わいです。シロップの砂糖も強すぎないかんじ。そのままでも美味ながら、物足りない場合はコンポートにしてもよいかと。
白ワイン(大さじ1)とレモン汁(小さじ2)を加えたら、落しぶたをしてシロップごと本品(2切れ)を鍋で10分ほど煮るだけ。冷蔵庫で冷まして好みでミントを添えれば、上品なデザートに仕上がります。

はちみつ(大さじ1)を加えてヨーグルトに合わせるのもアリです。梨特有の香りもほのかに立っていて、どこか清涼感のある味わいになります。
これといって気になる欠点はないものの、強い個性もとくにありません。フレッシュな味わいは生鮮の梨に劣りますが、保存性や扱いやすさを重視するなら嬉しい商品かと思います。
カロリーは?

『梨缶詰』は100gあたり67kcal(炭水化物 17.6g、食塩相当量 0g)。実測値だと1切れ70g前後なので、1切れと1/2切れで100g程度になると考えてよいかと。
商品の詳細情報
内容量 | 425g(固形量250g) |
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カロリー | 100gあたり67kcal(たんぱく質 0.1g、脂質 0.1g、炭水化物 17.6g、食塩相当量 0g) |
原産国 | 中国 |
輸入者 | 神戸物産 |
原材料 | 中国なし |