業務スーパーで販売されている中華系食材『アヒル卵塩漬け』をご存知でしょうか。
中国などで「鹹蛋(シエンタン)」と言い、保存食や調味料に使われる、塩水に長く漬けた茹で卵ですね。ちょっとクセが強いけど、この濃厚な塩味は酒呑み的にはたまらないかも……。おつまみ用にはかどる珍味なので、ぜひ一度試してみてください!
業務スーパー|アヒル卵塩漬け|321円
最寄りの業務スーパーにて、冷蔵コーナー周辺の常温のダンボール棚に陳列されているのを発見。同じく中華系珍味『台湾産ピータン』と一緒に並べられていました。価格は321円(税込)。本場中国からの輸入品ですね。発泡スチロールの箱に真空パックの個包装で6個入り。サイズはスーパー売りの普通の鶏卵とほとんど同じです。
扱い難しめの塩辛さ! けど、酒呑み的にはアリかも…
手で殻を剥きづらい食材なので、包丁で殻ごとカットしてから、バリバリッと取り除いちゃうのがおすすめです。白身が殻に多く付着して剥がれてしまうのと、細かい殻の破片が残りやすく、ちょっと扱いが難しいのですが……。
熟成した卵の独特な香りは若干ピータンを思わせますが、それほどキツくはない感じ。気になる人は切った状態で20〜30分ほど常温に置いておくと、香りが抜けて食べやすくなると思われます。
黄身はオイルのようにトロリとしており、核心部はパサパサとしっとりの中間ぐらいの食感に固まっています。これが何と言ったらいいのか、味噌のような濃厚さ……! 白身はド直球に塩辛く、一度に口に含むと塩分過多かも。刻んでチビチビとつまむか、塩味が移るのでお料理の調味料に使うのがよさげですね。
定番なのは中華粥のトッピング。お米を水・ごま油・味覇(少量)で煮込んだお粥に本品を半個~1個乗せるだけです。刻んで混ぜてもOKですね。塩味が良い塩梅に染みると同時に濃厚な旨味が広がって、これはかなり美味しいかも!
そのままつまむ場合は、ザーサイ・ネギ・ごま油・醤油などと合わせるのがおすすめ。料理初心者にはクセが強くて正直レシピが限られるけど、こんな感じでおつまみ小皿にしておけばとりあえず間違いなし。独特の旨味と濃厚な塩味がメッチャお酒に合うんです!
殻の剥きづらさや黄身のパサつきなど、扱いづらさが目立つ一方で、この濃厚塩味は他にない独特の味わい。業務スーパーの中華系珍味だと『台湾産ピータン』のほうが食べやすいですけど、酒呑みの方なら大いに試す価値アリな一品かと思います!
商品の評価と詳細情報
内容量 | 6個 |
カロリー | 187kcal /100g(1個推定約130kcal) |
原産国 | 中国 |
輸入者 | 神戸物産 |
原材料 | アヒルの卵、食塩 |