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業務スーパーの『肉だんご(タレ付き)』はどうなの? 1kg惣菜の味・食感・食べ方をチェックしてみた

業務スーパーで販売されている『タレ付肉だんご』をご存じでしょうか。

味付け済みの冷凍ミートボールです。鶏肉メインで旨味はさっぱり系。タレの味付けはオーソドックスな優しい甘辛系だけど、単調さを感じなくもないクオリティ。毎日のお弁当おかずに使うぶんにはそこそこ便利、といったポジションの一品ですね。

目次

『肉だんご』の価格・コスパは?

業務スーパーにて429円(税込、税抜398円)で販売中。内容量は1kg(肉団子の固形量は750g、タレは250g)。カロリーは100gあたり242kcal(脂質 14.7g、炭水化物 16.3g)。販売は神戸物産、製造はジャパンデリカ。

コスパ(単価)は100gあたり約43円。味付けされていないタイプの『ミートボール』(1kg・321円・約32円/100g)『肉だんご』(500g・183円・約37円/100g)のほうがコスパは優秀。本品も味付け済みの商品としては手頃な価格帯ではあります。

『肉だんご』の調理方法は?

パッケージ裏に記載された調理方法は、冷凍状態のまま封を切らずに熱湯に入れて約20分ほど加熱するというやり方。ただ、この方法だと一度に全部解凍することになるのがネックです。開封して使いたい分だけ取り出し、電子レンジ(500W)で2~3分ほどチンしても一応食べられます。

『肉だんご』はどんな味?

一応食べられる、というのは、レンジ加熱だと食感が落ちるため。鶏肉がひとつに固まったようなしっとりフニャッとした歯ざわりで、つなぎの粉っぽい感じも強調されてしまい、かなりチープに仕上がります。

ちゃんと記載された通りに袋のまま熱湯で加熱した場合は、ふんわり繊維がほぐれるような軽やかな食感に。ちょっとつくねっぽいですけど、わりと万人受けするタイプの口当たりです。そのため、少量ずつ使いたいなら、ビニール袋などの別容器に移してから熱湯に入れて加熱するのがベターですね。レンジ加熱よりも手間はかかってしまいますが……。

お肉はクセのないあっさりした風味。タレは砂糖醤油ベースの優しい甘さで、良く言えば家庭的、悪く言えば単調な味わい。甘酢のような酸味もありませんし、しつこい甘味の強さではないので、食べやすい味付けではあります。野菜とも合わせやすいですね。

レンジ調理だと食感が落ちるので、正直使い勝手はイマイチ。熱湯で加熱する手間さえ許せるなら、おかずを一品足したい時に便利ですし、お弁当おかずとして少しずつ使う用途にも悪くない商品ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

  • タレを絡めてから冷凍した大ボリュームの肉団子
  • あっさりした国産鶏肉を優しい甘さのタレで仕上げた親しみやすい味わい
  • 食感が落ちるためレンジ調理はおすすめできず、使い勝手が悪いのは残念
  • 使い切りやすさを重視するなら『肉だんご』(500g・183円)などがおすすめ

商品の評価と詳細情報

タレ付肉だんご
総合評価
( 3 )
内容量1kg(固形量750g)
カロリー100gあたり242kcal(たんぱく質 11.1g、脂質 14.7g、炭水化物 16.3g、食塩相当量 1.6g)
製造者ジャパンデリカ
販売者神戸物産
原材料鶏肉(国産)、つなぎ(パン粉、でん粉、粉末状植物性たん白)、たまねぎ、豚脂、粒状植物性たん白、砂糖、食塩/リン酸塩(Na)、調味料(アミノ酸)、着色料(紅麹、ラック、カロチノイド)、香料、ソース〔糖類(ぶどう糖果糖液糖、水あめ、砂糖)、しょうゆ、醸造酢、チキンエキス調味料、ごま油、香辛料/増粘剤(加工でん粉)着色料(カラメル、ターメリック)、調味料(アミノ酸等)、酸味料〕、揚げ油(菜種油)、(一部に乳成分・小麦・豚肉・鶏肉・大豆・ごまを含む)
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