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昭和っぽい味? 業スーにある『昔ながらの懐かしいカレールウ』は素朴な味の格安コスパ品

業務スーパーで販売されている『昔ながらの懐かしいカレールウ』をご存じでしょうか。

パウダータイプのカレールウです。素直すぎる甘口テイストがちょっとチープですけど、ボリュームの多さと価格の安さが際立った商品。コスパを重視したいときには便利な選択肢ですよ。

目次

『昔ながらの懐かしいカレールウ』の価格・内容量は?

『昔ながらの懐かしいカレールウ』は415円(税込、税抜385円)で販売中。内容量は1kg。製造・販売は甘利香辛食品(老舗の業務向けスパイスメーカー)。

パッケージ裏に記載された調理例によると、1皿あたり20gを目安として、1kgで50皿分のボリュームとなります。

業スーの似ている商品は?

『昔ながらの懐かしいカレールウ』の100gあたりの単価(コスパ)は約42円。一般スーパーだとカレールウは安くて120円/100g程度なので、かなり手頃な感覚です。

固形タイプの『業務カレー 中辛』(200g・159円・約80円/100g)や、フレークタイプの『カレー専門店のカレールー』(500g・505円・101円/100g)もラインナップされています。業スー品に限ってみても、本品は飛び抜けた安さですね。

使い方は?

パッケージ裏には本品1キロ全部を一度に使う、50皿分の調理例が記載されています。完全に業務用の分量……。参考にしづらいので、一般的な固形ルウ1個分=5皿分に換算すると、次のような作り方になります。

カットした具材を軽く炒めたら、フライパンに水400mlを投入。一度火を止め、本品100gを200mlのぬるま湯で溶いてから加えます。具材が柔らかくなるまで弱火で煮込めば完成です。

ルウを溶いてから入れるので、普通の作り方よりひと手間多いですよね。実はこれ、そのまま入れるとダマになって残りやすいため。本品、粉末なのに固形ルウよりも溶けづらいんです。ここはかなり気になる欠点ですね。

スパイシー感や辛さはどう?

素直なスパイス感のカレー粉をベースに、牛脂などで旨みを足したルウです。とろみは程よく、口当たりはまったりしています。

辛味と刺激感がほとんど立たない、マイルドな甘口系。特定のスパイスの香味が突出しない、まろやかで優しい風味です。といって果実の甘みなども足しておらず、全体的におとなしい味付けですね。

「昔ながらの」という商品名どおり、どこか昭和っぽさのあるテイスト。地味なりに安心感のあるおいしさです。平板さは否めませんが、ソースなどを足して味を調整しやすいため、余らせることはないかと(賞味期限は未開封で1年弱、開封後は3ヶ月程度)。

調理時の溶けづらさを許せるなら買ってOK。価格を考えれば十分なクオリティです。とにかく安く大盛りカレーを用意したいときには便利ですよ。

カロリーは?

カロリーもチェックしておきましょう。

『昔ながらの懐かしいカレールウ』は100gあたり443kcal(炭水化物 53.1g、食塩相当量 11.8g)。5皿分の数値になります。

1皿分=20gだと約89kcal、ご飯1杯(200g=約290kcal)にあわせると379kcal程度。召し上がる際の目安程度にどうぞ。

商品の評価と詳細情報

昔ながらの懐かしいカレールウ
総合評価
( 3.5 )
スクロールできます
内容量1kg
カロリー100gあたり443kcal(たんぱく質 8.4g、脂質 21.9g、炭水化物 53.1g、食塩相当量 11.8g)
製造者甘利香辛食品
原材料小麦粉(国内製造)、牛脂、食塩、カレー粉、砂糖、食酢、異性化液糖、ガーリックパウダー、ココアパウダー、オニオンパウダー/カラメル色素、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・大豆を含む)
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