業務スーパーで販売されている『牛すじ串(メンブレン)』をご存じでしょうか。
牛のメンブレン(ハラミの外側に付いている膜状の部位)を串刺しにした冷凍食肉。おでんなどに使われる食材ですね。短時間の煮込み調理でトロトロに仕上がる、おつまみ系レシピに向いている一品です。
『牛すじ串(メンブレン)』の価格・内容量は?
『牛すじ串(メンブレン)』は冷凍食品コーナーで販売されており、価格は537円(税込、税抜498円)。内容量は180g、冷凍牛すじ串が10本入り。カロリーは1本あたり34kcal(脂質 2.2g、炭水化物 0.3g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
2018年にチェックした際は429円(税込)だったので、108円の値上がり。コスパ(単価)は100gあたり約298円。輸入者がミート丸真から神戸物産に変更されていますが、ボリュームなどに大きな変更点は見当たりません。
弱火でじっくり煮込む
『牛すじ串(メンブレン)』は焼き鳥のようにタレで焼いても食べられますが、食感はわりと硬めに。コリコリ系が好きじゃなければ、基本的には煮込みましょう。
おでんの具のひとつとして、他の食材と一緒に煮込んでしまうのが手軽ですね。調理時間は加熱方法によりますが、冷凍状態から煮込む場合は弱火で20分程度を目安にすれば、トロトロのやわらかに仕上がりますよ。
どんな味なの? 食感は?
メンブレンとはハラミスジとも呼ばれる、プリッとした硬めの歯ごたえがある白い板状になった部位のこと。周囲にすじ肉と脂身が付いており、メンブレンの弾力感とすじ肉のトロトロ感が同居した、独特の良食感が楽しめます。
やや脂っこさが強いのと、ボリュームが少ないのが好みを選ぶポイント。値上げしたのもあって、他の部位に比べると割高感は否めません。加熱が不十分だとハラミの獣臭さも残りがちで、扱いづらさを感じる食材ではあります。
串は取り外しても調理可能。パッケージ裏には味噌煮込みのレシピが記載されており、濃厚系の味付けにすると優秀なおつまみに仕上がります。旨み自体は淡白ながら、独特の柔らか弾力食感がクセになる一品ですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
- 中国原産の牛横隔膜をカットして串に刺した冷凍食肉
- コリコリした強めの弾力とすじ肉の柔らかさが合わさった良食感
- クセの強さと脂の多さが気になるけど、おつまみ食材としては優秀
- コスパと扱いやすさを重視するなら『角切り牛すじ(メンブレン)』(300g・408円)がおすすめ
商品の評価と詳細情報
内容量 | 180g(10本入) |
カロリー | 1本あたり34kcal(たんぱく質 3.2g、脂質 2.2g、炭水化物 0.3g、食塩相当量 0.002g) |
原産国 | 中国 |
輸入者 | 神戸物産 |
原材料 | 牛横隔膜 |