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業務スーパーの「冷凍ぶなしめじ」はどうなの? 風味・クセ・コスパをチェックしてみた

業務スーパーで販売されている『ぶなしめじ』をご存じでしょうか。

中国原産の冷凍ぶなしめじです。生鮮品に比べてそこそこ旨みが強く、パスタなどの具材にはぴったりだけど、水気を含んだしんなり食感が欠点。風味にもクセがあるので、慎重に買う必要のある一品ですね。

目次

『ぶなしめじ』の価格・コスパは?

『ぶなしめじ』は321円(税込、税抜298円)で販売中。内容量は500g、カロリーは100gあたり21kcal(脂質 0.3g、炭水化物 6.5g)。神戸物産が中国より輸入・販売するプライベートブランド品。

100gあたりの単価(コスパ)は約64円。一般スーパーだと約100円/100gほどで販売されているケースを見るので、業スーらしく割安感のある商品だと思います。

『ぶなしめじ』の調理方法は?

石づきを除去してバラした状態のぶなしめじです。湯通しを済ませてから急速冷凍した商品なので、下処理は基本的に不要。凍ったままレシピに応じた方法で加熱するだけで食べられます。

気になる点として、加熱すると多めの水分が滲み出てきます。レシピによってはレンジで解凍して水気を切ってから使う、といった工夫が必要になるかと。自然解凍してから使いたい場合も、なるべく完全解凍せず半解凍に留めるのがおすすめ。大量の水分が出て食感が落ちてしまいます。

『ぶなしめじ』の風味・食感は?

ぶなしめじをメイン食材にするなら、パッケージ裏にもレシピが記載されたバター醤油炒めなどが鉄板ですね。とはいえ、クオリティ的にメインで使うのは微妙かも。水気を切ってもしんなり柔らかく、生鮮品と比べて歯ごたえの弱い食感なんです。

冷凍されたぶん、旨みは濃くなっています(きのこの細胞膜が壊れて旨み成分が溶け出すため)。それと同時に、えぐみと苦味もやや強め。香りの主張が欲しい場合は重宝しますけど、レシピと好みを選ぶ味わいです。

サラダなどのさっぱりした料理に入れると主張が強すぎる印象。パスタ、炒め物、炊き込みご飯などに風味を足したり、簡単なボリュームアップ要員としては及第点です。食感を重視するなら生鮮品をチョイスするべきですけど、味と保存性を重視するなら一応買ってもOK、というポジションですね。

特徴をまとめると以下のようになります。

  • 石づきを取って下茹でを済ませた、中国原産の冷凍ぶなしめじ
  • 濃厚な旨みと香りがあるぶん苦味も強く、好みを選ぶ味わい
  • しっとり柔らかな頼りない食感で、食べごたえも弱い印象
  • 味の濃さが活きるパスタやカレーの具材用途などにチョイスしたい

商品の評価と詳細情報

ぶなしめじ
総合評価
( 3.5 )
内容量500g
カロリー100gあたり21kcal(たんぱく質 3.3g、脂質 0.3g、炭水化物 6.5g、食塩相当量 0g)
原産国中国
輸入者神戸物産
原材料ぶなしめじ
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