野菜や果物の取り扱いも充実しているコストコ。でも、聞きなれない品種だったり、海外産だったりと、買っても大丈夫なのか気になりますよね。
たとえばコストコの『房付きトマト』はアメリカ産。1箱で1.8kgとたっぷり入っています。これって、一般のスーパーで売られているトマトと比べておトクなのでしょうか?
そこで、mitokではコストコ食材のアレンジレシピでお馴染みの塩野めいこさんに、ガチンコのレビューを依頼。2歳・4歳の男児を育てる主婦の目線から、厳しくチェックしてもらいました!
※本検証は、2018年1月11日に購入した1箱についてのものです。個体差、保存状態、購入店、入荷時期などによって、品質は異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。あくまでも判断材料のひとつとして参考にしていただければ幸いです。
『アメリカ産 房付きトマト』の商品情報
- 価格 798円(税込)
- 量 13個入り、1,767g(実測値)
- 単価 1個(平均135.9g)あたり61.3円
- 産地 アメリカ
- メーカー windset FARMS
- 購入日 2018年1月11日
- 消費期限 記載なし
鮮度は?
身はやや薄い赤色で、固さがあり、皮がピン! と張っています。枝の切り口はさほど乾燥しておらず、ヘタの先も、青々しい色合い。鮮度は悪くなさそうです。だいたい、1週間程度は日持ちする感じですね。
購入時はまだ完熟状態ではありませんでしたが、キッチンの暖かい場所に2日ほど置いておけば、追熟して真っ赤になります。赤く熟したトマトは、ポリ袋に入れて冷蔵保存すれば追熟を止めて保存可能。ただし、糖度は上がりません。
味は?
購入直後のものを食べてみたところ、酸味は少なく、まるでサクランボのようなさわやかな甘みと、鼻に抜ける軽い香りがありました。トマト特有の強い香りはないので、その点に物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、「クセがない」という意味では料理には使いやすそうです。
また、追熟させたものは味が濃くなっていました。しっかりとした味を楽しみたい方は、数日待ってから召し上がるのをおすすめします。
コスパは?
近所のスーパーでは、この時期、同じようなサイズの房付きトマトは見かけませんでした。そこで今回の比較対象としたのは1個売りの国産トマト。少し大きい200gで、149円です。100g換算だと74.5円ですね。この国産トマト、甘みはコストコのトマトと同程度、ただし香りは強めでした。
対するコストコのトマトは平均135.9gで1個あたり61.3円。100g換算で45.1円なので、コスパに限って言えば、かなりのアドバンテージがあることが分かります。
『アメリカ産 房付きトマト』のおすすめ度は?
- おすすめ度 ★★★★☆
- コスパが優秀
- 生食も可だが、加熱調理にオススメ
生食では、全体的には香りのクセがなくやや淡白な味わい。これはこれで、他の食材と調和を取りやすいと言えます。薄くスライスして、モッツァレラチーズと合わせる「カプレーゼ」などに向いているでしょう。また、追熟させれば、味を比較的濃くすることもできます。
このトマトの食べ方として、よりオススメしたいのが加熱調理です。たとえばスライスしてグリルするだけでも、生食よりも旨みの強い焼きトマトになります。そのほか、「トマトのせ焼きカレー」もおいしいですよ。カレーライスのルーの上に、切ったトマトをのせてトースターで焼き目をつけるだけで完成です!
商品の評価と詳細情報
産地 | アメリカ |
メーカー | windset FARMS |