コストコで販売されているアメリカ産牛ホルモン『冷凍シマチョウカット 1.5kg』はご存知でしょうか。
もつ鍋や焼肉にするとおいしいシマチョウ。脂のほのかな甘さとトロける食感がたまらないですよね。本品は、洗浄済み&カット済みなので非常に扱いやすく、ゆでこぼしも1回でOK。今回はシマチョウの下処理と調理方法を紹介します!
『USビーフ 冷凍シマチョウカット』の価格は?
こちらがコストコの冷凍肉コーナーで販売されている『USビーフ 冷凍シマチョウカット 1.5kg』(品番 98138)。お値段は1,878円(税込)です。100gあたり125.2円ですね。
シマチョウとは大腸のこと。普通なら処理が大変な部位ですが、本品はきれいに洗浄されており、においもほとんどありません。おかげで、非常に使いやすいんです。
カット済み、バラ凍結されているので、使用するぶんだけ取り出して調理すればOKです。
冷凍シマチョウカットの下準備
シマチョウには脂がたっぷりついており、そのままだとギトギトしすぎて、とても食べられません。ゆえに、ゆでこぼし(茹でて、茹で汁を捨てる)を行いましょう。ありがたいことに、コストコのものは1回ゆでこぼせば食べられます(以前、別のスーパーで買ったものは、3~4回ゆでこぼす必要がありました…)。
お湯を沸かして、シマチョウを投入。さらにネギの青いところとチューブ生姜を加えて茹でていきます。
ものすごい量のアクが出るので、しっかり取っていきましょう。10~15分ほど茹でて、アクが一段落したら、ゆでこぼし完了です。シマチョウを取り出して、水でもみ洗いを行い、表面についたぬめり(脂)を取ります。
ちなみに、茹で汁には大量の脂が溶け込んでいるので、そのままシンクに流すと、あとで詰まって大変なことになってしまいます。冷まして脂が固まってからのほうが、処理はしやすいですよ。
こちらが、ゆでこぼしたのち軽く洗ったシマチョウです。においはほぼありません。たった1回のゆでこぼしでこの状態に持っていけるのは、かなり優秀ですね。
加熱したシマチョウの大きさを確認しておきましょう。左が袋から出した冷凍状態のもの。右がゆでこぼしたあとのシマチョウ。だいぶ縮むので、ここからからさらに小さくカットする必要はないでしょう。
もつ鍋を作る
下処理の終わったシマチョウ。あとはおいしくいただくだけ! まずは博多風もつ鍋です。具材は、シマチョウ、キャベツ、ニラ、唐辛子の輪切り、にんにくのスライス。もつ鍋スープは市販のものを使うと楽ちんです。
グツグツ煮立ってくれば、もう食べごろ! 下処理は大変でしたが、料理自体は超簡単です。
シンプルな具材は、洗練された組み合わせなんですね。唐辛子の辛み、にんにくのうまみ、ニラの風味がお互いを引き立てあっています! クタッと煮込まれたキャベツにはダシが染みて、もりもり食べられるおいしさ。
そしてシマチョウ! 脂がトロリとなめらかな舌ざわりで、ほのかな甘みがたまりません。皮(腸壁ですね)も柔らかめで、食べやすいですよ!(さすがに、お子様が噛み切るのは難しいかも…)
非常においしいもつ鍋に仕上がりました。これからの季節、こたつに入ってみんなでつつきたい一品です。
もつ野菜炒めを作る
ゆでこぼしたシマチョウを、今度は炒めものに使ってみましょう。まずは、フライパンに入れてしっかりと炒めていきます。
そのうちに油が一気に出てきて、揚げ焼きのような状態に。野菜を投入する前に、キッチンペーパーで油を吸い取っておきます。
野菜を投入し、お好みの味付けをして仕上げます。コチュジャンなど、辛みのある調味料がよく合いますよ!
揚げ焼き状態になったシマチョウは、脂の部分は甘くトロっとしつつも、皮の部分はカリッとした歯ごたえがあります。焼鳥の鶏皮みたいな感じですね。ピリ辛の味付けが脂の甘みを引き立てておいしい! これはご飯が進みますね~。
コストコの『USビーフ 冷凍シマチョウカット 1.5kg』は、なんと言っても処理がかなりラクです! どうしてもひと手間は必要となるんですが、下準備を乗り越えた先には、おいしいごちそうが待っています。みんなで集まってもつ鍋パーティをやりたいときには、有力な選択肢となりますよ!
商品の評価と詳細情報
品番 | 98138 |
内容量 | 1.5kg |
保存方法 | 要冷凍(-18℃以下) |
加工者 | 味兆 |
原材料 | 牛大腸(アメリカ産) |