業務スーパーのレトルトパウチ食品に『ハッシュドビーフ』が登場しました。4食セットで合計1キロ入りという、業スーならではの大ボリューム品です。
価格相応に牛肉は少ないものの、味付けは万人受けするかんじのバランス。肉の旨みをトマトの甘酸っぱさで爽やかにまとめた、ハヤシライスにもアレンジしやすい味わいですよ。
『ハッシュドビーフ』の価格・内容量は?
『ハッシュドビーフ』は429円(税込、税抜398円)で販売中。レトルトハッシュドビーフが4袋入って、総容量は1kg(1袋250g)。販売は神戸物産、製造は宮城製粉(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。
コスパ(単価)は100gあたり約43円。似通ったレトルト品に『ビーフシチュー 5袋入』(900g・429円・約48円/100g)や『大盛ハヤシ 4袋入』(1kg・408円・約41円/100g)があります。コスパ感はだいたい横並びですね。
袋のまま熱湯で加熱するだけ
パッケージのまま熱湯に入れて6分ほど温めるだけで食べられます。レンジ調理もOK。耐熱容器に移してラップをかけたら、500Wで3分を目安に加熱しましょう。
味のバランスは良いけど具材がさみしい
オニオンソテーの優しく甘い香ばしさをベースに、牛肉の旨みとトマトの酸味がふんわり。どの要素も尖っていない、まろやかな甘酸っぱさのハッシュドビーフです。
野菜類は入っておらず、細切れの牛タンが少しだけ。業スーの大盛りレトルトは基本的に具材が寂しいんですよね。
本品も例に漏れず、単体での満足度はイマイチ。ご飯にかけて食べるぶんにはまあまあ。オムライスのソースとしても使いやすいかな、といったところでしょうか。
肉を追加してハヤシライスにすると美味
口当たりは意外と軽いし、コクはあるけどしつこくない濃厚感。風味のまとまりは良いので、アレンジすると化けるタイプです。たとえば牛肉を入れて煮込むだけで、しっかりおいしいハヤシライスになります。
そのままでもご飯がすすむバランスですし、具材を足すだけでがっつり系の一皿に仕上がるんです。アレンジベースとしては十分優秀かと思います。
あくまでひと手間かけることが前提になるとはいえ、業スーレトルトのなかではチープさを感じない、手堅い部類に入るおいしさ。気になったら買ってOKな一品ですよ。
カロリーは?
『ハッシュドビーフ』は1袋(250g)あたり200kcal(炭水化物 19.1g、食塩相当量 3.6g)。すこし塩分が強いので、その点だけご注意を。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 1k(250g×4袋) |
---|---|
カロリー | 1袋あたり200kcal(たんぱく質 4.7g、脂質 10.8g、炭水化物 19.1g、食塩相当量 3.6g) |
製造者 | 宮城製粉 |
販売者 | 神戸物産 |
原材料 | オニオンソテー(中国製造)、食肉等(牛タントリミング、牛脂)、醸造調味料、牛肉だし、トマトペースト、ブラウンルウ、砂糖、鶏肉だし、麦芽エキス、牛肉エキス調味料、食肉風調味料、香辛料/増粘剤(加工デンプン、キサンタン)、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、カロチン)、甘味料(ソルビトール、ステビア)、酸味料、香辛料抽出物、(一部に小麦・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉を含む) |