
きのこの缶詰って普段使います? かなり地味なジャンルではありますけど、業務スーパーにある『きのこミックス』はそこそこ使い勝手の良い部類に入る商品かと。
きのこの種類はヒラタケ、なめこ、マッシュルーム、フクロタケ。4種きのこの水煮です。若干クセはあるものの、しっかり旨みが強いので、使い方次第では光るんですよね。
『きのこミックス』の価格・内容量は?

『きのこミックス』は267円(税込、税抜248円)で販売中。内容量は415g(きのこの固形量は227g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
固形量で計算すると、コスパ(単価)は100gあたり約118円。冷凍品の『きのこミックス』(500g・257円・約51円/100g)のほうが安価ですし、コスパはまあまあといったところでしょうか。

そのまま使えるけど軽いえぐみがある

4種きのこがざくっとカットされてます。水洗いせずにそのまま料理に使ってOKとのこと。
ただ、フクロタケに由来するものか、若干のえぐみがあります。旨みが逃げないように短時間で済ませたいところですが、気になる人はさっと下茹でしてもよいかと。
味噌汁や豆腐あんかけに使いやすい

生鮮品に比べると鮮度感はわずかに落ちますし、冷凍きのこに比べればそこまで濃厚でもありません。それでも、使いやすさと種類の多さを考えると悪くない選択肢といえます。
ヒラタケはシメジに似た素直な香りがありますし、マッシュルームも穏やかな香ばしさです。なめこはヌメリが落ちていて食べやすい代わりに、旨みもちょっと弱めかな。

特徴的なのはフクロタケ。生鮮では見かけない品種ですよね。これが独特のキュッとくる旨みを持っているようで、風味にクセはあるものの、全体の濃厚感を底上げしています。
味噌汁の具材にはもちろん、豆腐のきのこあんかけなどもおすすめ。本品(30g)を水(200ml)・醤油・みりん・酒(各大さじ1)で数分煮込んで、片栗粉(大さじ1/2)でとろみをつけたら、豆腐(1丁)にかけるだけで完成です。
きのこグラタンも濃いめに仕上がる

きのこグラタンもいいですね。本品(50g)・カットした鶏むね肉(200g)・牛乳(大さじ1)・マヨネーズ(大さじ3)を混ぜたら、ピザチーズ(適量)をのせてオーブンなどで焼き上げるだけ。どっしりした風味に仕上がるんです。
カットとサイズにばらつきがあるので、食感の変化も楽しめるのがポイント。わりと風味豊かな取り合わせですし、きのこ料理用の食材として一応覚えておいてもよい選択肢かと思います。
カロリーは?

『きのこミックス』は100gあたり18kcal(炭水化物 2.1g、食塩相当量 0.9g)。これといって気にならない数値ですね。
商品の詳細情報
内容量 | 415g(固形量227g) |
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カロリー | 100gあたり18kcal(たんぱく質 1.0g、脂質 0.6g、炭水化物 2.1g、食塩相当量 0.9g) |
原産国 | 中国 |
輸入者 | 神戸物産 |
原材料 | 農産物(ヒラタケ、なめこ、マッシュルーム、フクロタケ)、食塩/調味料(アミノ酸)、pH調整剤 |