コストコで販売されているアメリカ牛『プライムグレード ミスジ ステーキ』はご存知でしょうか。
牛の肩甲骨の内側にある希少部位・ミスジ(トップブレード)のステーキです。適度にサシが入った厚切り肉は、焼くとナッツのようなかぐわしい香りが…。肉々しさがありつつも上品な味わいでコスパも良好と、満足度が高い! 今回は、このミスジステーキを上手に焼いておいしくいただく方法をご紹介しましょう。
価格・内容量は?
こちらがコストコの精肉コーナーで販売されている『USAビーフ プライム ミスジ ステーキ』。お値段は100gあたり238円(税込、品番 98316)です。購入したものは正味量1,560gで3,717円でした。USDA(米国農務省)の格付け(5段階)で一番上となる「プライム」グレードは、アメリカ牛のなかでも霜降りが豊富とされています。
ミスジ(トップブレード)は、肩甲骨の裏側にある部位で、ご覧のように、真ん中にスジが入っているのが特徴です。赤身中心の部位ですが、プライムグレードともなると、けっこうサシが入っていますね。
ちなみに、以前には「チョイス」グレード(5段階で上から2番め)の『ミスジステーキ』(レビュー時は258円/100gでしたが、最近は208円/100gほどになっています)や、かたまり肉『ミスジ VP』も紹介しているので参考にしてみてください。
肉をチェック
6切れのミスジが入っていましたが、どれも厚みがすごい! 測ってみると、4cmほどの厚さがありました。今回は、このゴージャスなミスジを上手に焼いておいしくいただく方法を紹介しましょう。
まずは、肉を常温に戻します。冷蔵庫から出して、室温で1時間ほど置いておきましょう。また、キッチンペーパーなどで表面のドリップを吸い取ると、余計なくさみを除くことができます。
上手に焼く方法
パッケージには「スジ切り処理をしています」とありますが、自分でも改めてやったほうがよいでしょう。中心の白いスジに沿って、包丁でトントンと刺していきます。この処理が甘いと、焼くときに肉が反ってしまうことがあります。
裏表に塩こしょうをふりかけ、しばらく馴染ませれば下ごしらえは完了です。
フライパンを強火でしっかりと熱してから、肉を入れ、すぐに弱火にします。このまま動かさず3分ほど焼き付けて、ひっくり返します。
裏面も同様に、3分ほど焼きます。火力はずっと弱火のままでOK。
両面を焼き終えたら、再びひっくり返して火を止めます。そこからフタをして3分、余熱で火を通していきます。
最後にフタを取って、再び強火にかけ、表面を軽くカリッとさせればできあがりです(今回の調理では、裏面を焼き始めるタイミングで、付け合せのアスパラガスも投入し、一緒に焼きました)。
どんな味わい?
仕上がりはレア。肉質は柔らかいのですが、厚みがあるぶん、そこそこ噛みごたえを感じますね。
本品で印象的なのが、なんといってもナッツのような風味。焼いている段階から立ちのぼる、こうばしい香りがとても魅惑的です。そして、肉々しい味わいがありつつも、全体的には上品。チョイスグレードの際は内臓系のようなワイルドなテイストがあったのですが、プライムグレードのミスジにはそれがかなり少なく、とても食べやすい!
ほとんどのスジは、ほとんど気にすることなく噛み切れます。ただ、ごく一部、スジの大きなかたまりは歯が立ちませんでした。そういうものはナイフで切り分けて、よけてしまったほうがよいでしょう。
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『USAビーフ プライム ミスジ ステーキ』は、脂が適度に入っていているおかげでゴージャス感が十分あり、かぐわしい香りも素敵です。それでいて100gあたり238円と、ステーキ肉としてはけっこうお安い値段なのがありがたいですね。というわけで、満足度の高い、おすすめの一品ですよ。
商品の評価と詳細情報
品番 | 98316 |
内容量 | 1,560g(参考) | コストコホールセールジャパン |
原産国 | アメリカ |
保存方法 | 要冷蔵4℃以下 |
消費期限 | 加工日の3日後 |
原材料 | 牛肉 |