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かつて君は安かった…? コストコ定番商品の今と昔の価格を比較してみた

最近はとにかく商品の値上げが続いています。コスパの良さがウリのコストコでもそうですよね。いつの間にか値上げになっていたり、固定価格から量り売りに変わっていたり、コストダウンを図ったような仕様変更があったり。

いまの価格にもなんとなく馴染んじゃっていますけど、かつてのお値段、思い出せますか? 

というわけで、コストコの主な定番商品をピックアップし、mitokでチェックをはじめた2016年頃(1ドル120円時代)といま現在との価格を比較してみました。

かつて君は安かった……みたいな気分で往年の価格を振り返ってみましょう(なにその気分)。

※本記事における100g単価などはmitok編集部独自の推定値です。また、記事中の価格はいずれも税込価格です。

目次

ディナーロール

  • 2017年 …… 458円(36個・約34円/100g)
  • 2024年 …… 558円(36個・約35円/100g)

『ディナーロール(36個入り)』はコストコの看板商品。こいつで客を呼んで他の商品を買ってもらえれば的な存在かと思っていましたが(言い方)、昨今の原材料高騰のせいか、とうとう458円から558円に値上げに。

ただ、値上げとともに増量もされていて(1個のボリュームがUP!)、お買い得感はほぼ維持されています。コストコの意地なんですかねぇ。

ラグジュアリーミニクロワッサン

  • 2016年 …… 698円(15個・約206円/100g)
  • 2024年 …… 958円(20個・約171円/100g)

コストコ定番パンのひとつ『ラグジュアリーミニクロワッサン』は、2016年当時と比べると260円(+37%)の値上げとなっています。ただ、増量をともなう値上げでして、コスパで見ると割安に。

まぁ、支払総額を抑えられるほうがうれしかった気はしますが、許容するしかない価格改定ですかねぇ。

クロワッサン

  • 2017年 …… 899円(12個・約119円/100g)
  • 2024年 …… 1,198円(12個・約143円/100g)

『ラグジュアリーミニクロワッサン』をそのまま大きくしたというかその逆か、大きいほうの『クロワッサン』も値上げされています。

かつてと比べると値上げのうえにコスパ的にも悪化しているのですが、現行の『ラグジュアリーミニクロワッサン』(約171円/100g)と比べた場合、コスパ的には “大きいほう” を選ぶほうがお得だったりするようです(約143円/100g)

ミックス&マッチマフィン

  • 2016年 …… 798円(約67円/1個)
  • 2024年 …… 1,298円(約109円/1個)

1パック6個入りで2パックを選ぶアレ、コストコ名物『ミックス&マッチマフィン』も立派に値を上げてきました(表現)。2016年にチェックした時点では798円で買えたものが、2024年はプラス500円の1,298円。約63%の値上げですね。

バラエティベーグル

  • 2015年 …… 680円(約57円/1個)
  • 2024年 …… 880円(約74円/1個)

めっちゃ大きなベーグル2種(計12個)をチョイスできる『バラエティベーグル』。毎朝食べている人も多いでしょう。これもやはり値上げの道をたどり、かつて(2015年)と比べると+200円(約30%UP)となっています。

……なんだか1,000円を超えなければセーフ、みたいな気になっちゃうのはなぜでしょうか……。

ハイローラー(B.L.T.)

  • 2017年 …… 参考:約105円/100g(998円・14個)
  • 2024年 …… 140円/100g(参考:1,649円・21個)

軽食としてもメイン食としても満足感いっぱいの『ハイローラー(B.L.T.)』。これまた長年の定番フードですけど、いつの間にか固定価格から量り売りに変わり、14個から21個へと増量され、実質的には値上げとなっています(2016年と比べると3割アップ)。

998円(14個)で買えた時代があったなんてなぁ……(遠い目)。

トリプルチーズタルト

  • 2016年 …… 1,280円(約101円/100g・1,270g)
  • 2024年 …… 1,580円(約113円/100g・約1,400g)

コストコの超定番スイーツ『トリプルチーズタルト』もまた刻むようにひっそりと値上げを重ね、1,280円から1,580円へと300円(+24%)の値上げに成功しています(成功!?)。

はるか昔と比べるとちょっと増量されている気がしますが、どうなんでしょう? mitok編集部の測定だと、コスパ的には12%ほどの値上げとなっています。

こんな紙製パッケージとラップの組み合わせだった時代もあったんですよねぇ

イタリアンティラミス

  • 2016年 …… 1,280円(86円/100g・1,500g)
  • 2024年 …… 2,198円(約157円/100g・約1,400g)

コストコ名物スイーツの二大巨塔とでも言いますか、『イタリアンティラミス』もまた値上げの階段を上ってきております。かつてと比べると8割ほどの実質値上げとなっていますねぇ。

なお、『ティラミス』から『ティラミス・ドルチェ』への改称や仕様、容器の変更などもあり、完全に一貫性をもった同一商品とは言えないものの、“コストコの大容量ティラミス” という認識のもと比較しています。あらかじめご了承ください m(_ _)m

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かつてのバケツ的容器だった時代の『ティラミス』です

ロティサリーチキン

  • 2016年 …… 699円(1羽まるごと)
  • 2024年 …… 798円(1羽まるごと)

オーブンで鶏1羽まるごと焼いた『ロティサリーチキン』もまたコストコを代表する惣菜ですよね。長らく「鶏1羽699円!」という明らかに安い価格を維持してきましたが(※)、昨年とうとう798円に値上げとなりました。

とはいえ、プラス99円、約14%の値上げ。それでもなお、お買い得な商品であることには変わりはないでしょう。

※でも、実は当時、899円→799円→699円という流れだったんですよね。それ考えると、いまなお激安!だったりします。

プルコギビーフ

  • 2016年 …… 148円/100g(アメリカ産牛)
  • 2024年 …… 214円/100g(カナダ産牛)

コストコの焼肉系デリ惣菜といったら『プルコギビーフ』でしょう。使用肉の産地変更などを経て、徐々に値上げが繰り返され、気づけば45%ほどのプライスアップとなっていました。

なお、『プルコギビーフ』好きmitokスタッフの食卓では、炒め野菜でかさ増ししたものを出しています。宅に食べ盛り男子がふたりもいると……。

寿司ファミリー盛 48貫

  • 2017年 …… 2,678円(約56円/1貫)
  • 2024年 …… 3,698円(約77円/1貫)

寿司もまたコストコ名物のひとつですよね。中でも『寿司ファミリー盛 48貫』はコスパの良さがウケているのですが、やはり時とともにプライスアップ! ネタ次第ではあるものの、かつてと比べると4割近い値上げとなっています。

まぁ、4,000円を切るお値段なら、マインド的にはギリギリ買えますかねぇ。昨年末、突然6,980円まで値上げされた上寿司『特選ファミリー盛』を最近は見かけなくなっちゃいましたし、やはりコスパだけでなく、表示価格は大事……!(3,000円台は死守でなにとぞ ← エラそうに!)

いくら醤油漬け(原料原産地:北海道)

  • 2017年 …… 870円/100g
  • 2024年 …… 988円/100g

みんな大好き『いくら醤油漬け』! いくらが高価なことくらい百も承知。なので、7年前と比べると約14%の値上げになっていると聞いても、仕方ないのでは? で済みそうな気もします。

というか、mitokの観測範囲では 1,048円/100g の時期もあったので、むしろそれと比べたら値下げ傾向とも言えます。おそらく『いくら醤油漬け』は時価的な要素の強い商品であり、時期による価格の変動幅が大きいのかもしれません。

刺身用アトランティックサーモンフィレ

  • 2017年 …… 368円/100g
  • 2024年 …… 538円/100g

コストコの魚介食材だと『刺身用アトランティックサーモンフィレ』は屈指の人気者でしょう。脂ののったトロ美味サーモン、極上ですよね。

で、当然のごとく(?)徐々に値上げが進み、2017年当時と比べるとプラス46%ほどのお値段に。アトランティックサーモン1kg分が3,680円で買えていたのが、いまや5,380円に。ひよりますよねぇ……。

シュリンプカクテル

  • 2017年 …… 参考:約322円/100g(1,880円・585g)
  • 2024年 …… 389円/100g

旨みたっぷりのボイルえび。コストコ屈指の鉄板惣菜『シュリンプカクテル』は、固定量&固定価格から量り売りへと変化し、2016年当時と比べると実質的に20%ほどの値上げとなっています。2016年の固定量585gは当時1,880円、現在の量り売り価格だと2,275円になります。

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mitok[ミトク]ではコストコの各商品レポートで値動きもまとめています(主な商品で)。気になる方はぜひチェックしてみてください!

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