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スタバ印が消えたコストコ『ハウスブレンド』 新装版PBコーヒー豆はよりお買い得になって味傾向は…?

コストコの定番コーヒー豆『ハウスブレンド』がリニューアルされましたね。見た目さわやかなグリーン基調のパッケージになり、ちょっとお値段が下がり、さらに……スターバックスのブランドネームが消えて……!?

どうやら完全にカークランドシグネチャーブランドとなった『ハウスブレンド』。気になる味傾向やコスパなんかをチェックしてみました。

目次

コストコのコーヒー豆はもうスタバ製造ではない?

コストコのコーヒー豆『ハウスブレンド』(品番 1726089)がリニューアルされたようです。

内容量は1.13kgで従来と変わらず、お値段は1,948円(税込)、以前よりちょっと安くなった印象。パッケージデザインが変更されたものの、グリーンを基調としたデザインは従来を踏襲したものですね。

気になるのは、スターバックスのブランドネームが消えている点です。

以前は「STARBUCKS」のネームが入ったダブルブランド仕様のパッケージでした。新たな『ハウスブレンド』のブランドロゴは「KIRKLAND Signature」のみに

長らくコストコの『ハウスブレンド』は、同じく米シアトルを創業の地とするスタバが製造していることで知られていました。新『ハウスブレンド』からはそのスタバの名前が消えています。コストコのPB「カークランドシグネチャー(KIRKLAND Signature)」のロゴだけになっちゃったんです。

この件に関し、とくに両社からの発表はないようです。とりあえず、『ハウスブレンド』はスタバ製造ではなくなった、という理解でいいのかも(*)。

もともとコストコ製コーヒー豆のすべてをスタバが手掛けているわけでもありませんでしたし(『フレンチロースト』とか『オーガニックホールビーンブレンド』とか)、他の企業から供給されているのかもしれませんね。

そうなると、『カフェ ベロナ』やら『パイクプレイスロースト』などの純スタバブランド品がどうなるのか気になるところですが……。

*こんな記事も「Is Costco’s Kirkland-Brand Coffee Made By Starbucks?」(CoffeeTalk)

だいぶ安くなった『ハウスブレンド』

新『ハウスブレンド』の仕様を見ていく前に、まずは単純なコスパをチェックしてみましょう。下の表はスタバ印時代からの『ハウスブレンド』の価格の推移をまとめたものです。

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チェック日参考価格備考
2016年08月1,758円(約194円/100g)品番 869790・907g
2020年10月2,648円(約234円/100g)品番 1453928・1.13kg
2024年01月2,798円(約248円/100g)1.13kg
2024年02月2,648円(約234円/100g)1.13kg
2024年07月1,948円(約173円/100g)品番 1726089・1.13kg
※品番・販売者・加工者等は異なる場合があります。

新『ハウスブレンド』はmitok編集部の観測範囲では、過去イチでお買い得なプライスとなっています。もっとも安かった2016年当時の価格(約194円/100g)と比べて、コスパ的には10%ほどの割安プライスになりました(約173円/100g)。

値上げ当たり前なご時世でこれだけの値下げ。やはりスタバ印が消えたことと関係しているのでしょうかね〜(勘ぐりたくはなる)。

コーヒー豆の仕様

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仕様レギュラーコーヒー(豆)
内容量1.13kg
価格1,948円(税込)
単価100gあたり約173円
数量(1杯/10g)約110杯分(13gなら約87杯)
単価(1杯/10g)約18円(13gなら約23円)
生豆生産国メキシコ、ブラジル、ペルー
焙煎ミディアムロースト(コストコ基準)

約173円/100gはだいぶお安いかと思います。今年2月時点の約234円/100g(スタバ印)と比べると25%ほどの割安価格。一気に値下げになったわけです。

生豆生産国は以前(今年2月時点)はペルーでしたが、リニューアル後はメキシコ、ブラジル、ペルー。だいぶ変わりましたね。焙煎レベルは店頭プライスカードではミディアムロースト。パッケージ記載のレベルだと、「ちょっとだけダーク寄りのミディアム」という感じです。

相変わらずコーヒー豆はサイズに激しいばらつきがあり、欠けた豆が目立つものの、コスパ系コーヒー豆ですからね。許容範囲かと。テラテラと光るのは油分。これはもうかなり深煎りのような気が……。

味傾向は?

  • 苦味|■■■■□
  • 酸味|■□□□□
  • 甘み|■■□□□
  • コク|■■■□□
  • 香り|■■□□□
    ※中細挽き、ペーパーフィルタードリップ

スタバ印が消えても、相変わらず『ハウスブレンド』は深煎りを好む方におすすめのコーヒーですね。

ただ、印象としては、以前のような苦みに硬さがないんです。ピリッと舌を刺激する感じのビター感が消え、やわらかな苦み。加えて、雑味が薄く、どこかスパイシーさを思わせたクセも薄れ、ずいぶんと “万人向け” の飲みやすさを獲得した気がします。胃にくるような重い苦みじゃない。

スタバ印時代から『ハウスブレンド』に慣れ親しんだ人は若干の違和感を感じそうですが、それでもほどよくどっしりした深煎りコーヒーというポジションは健在でしょう。

安くもなりましたし、KS印オンリーの『ハウスブレンド』、継続買いでOKですよ!

コーヒー豆の保存方法は?

開封後はコーヒー豆を密閉容器に移し、日の当たらない暗所で保管しておくのがおすすめです。

保管場所は冷蔵庫でもOKですが、ドリップ時に膨らみがあるようであれば、2週間ほどは常温保存でもよいでしょう(まぁ、この手のコーヒー豆は焙煎から時間が経っているのでほぼ膨らみませんけど……)。

2週間ほどで飲みきれない分については、保冷バッグ(「ジップロック」など)に必要な分を詰め替えて、冷凍庫で保管しておくのがおすすめです。

冷蔵庫や冷凍庫で冷やしたコーヒー豆を飲む際は、常温に戻してから使うようにしましょう(30分ほど室温に置くなど)。

商品の評価と詳細情報

ハウスブレンド(カークランドシグネチャー)
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品番1726089
品名レギュラーコーヒー(豆)
内容量1.13kg
原産国アメリカ
輸入者コストコホールセールジャパン
原材料コーヒー豆(生豆生産国名:メキシコ、ブラジル、ペルー)
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