業務スーパーにあるオリジナルの『ミートドリアソース』は見かけたことありますか？ ご飯にかけて温めるだけで用意できるドリアの素です。
正直クオリティは価格相応といったところ。牛肉の旨みはあるけど、ひき肉の食感がイマイチなんです。節約用に買うぶんには悪くないかな、ぐらいの商品ですね。
『ミートドリアソース』の価格・内容量は？
『ミートドリアソース』は278円（税込、税抜258円）で販売中。ドリアの素が3袋入って、内容量は480g（1袋160g）。販売は神戸物産、製造は宮城製粉（業スーを運営する神戸物産のグループ会社）。
コスパ（単価）は100gあたり約58円。即席ドリアソースは一般スーパーだと95円/100g程度で見かけるため、十分安く感じられる価格です。
ちなみに丸大食品の『ミラノ風ドリアソース 4袋入』（520g・300円・約58円/100g）などもラインナップされてまして、コスパ感はそちらとほとんど同等となっています。
ごはんにかけて加熱するだけ
耐熱皿に温かいご飯を150gほど盛り付けたら、本品1袋をかけるだけ。あとは好きな方法で加熱すればOKです。
オーブントースターなら1000Wで5～6分、オーブンなら250℃で予熱してから7～9分、電子レンジなら500Wでラップをかけずに約4分が目安とのこと。
ハヤシライス風の穏やかなデミグラス感
いたって食べやすい素直な味で、ご飯になじむミートソースです。ただ、肝心のドリアらしさが微妙といいますか、ひき肉が細かすぎて食感の主張が弱いんですよね。
牛肉の風味は十分あるものの、半ばソースに溶け込んでいて、大粒ゴロゴロ感は楽しめません。ほかの具材は刻んだマッシュルームや玉ねぎが混じっている程度。中途半端さを感じるポイントです。
ブラウンルウにフォン・ド・ヴォー粉末を加えたデミグラス風のベースで、そこに牛肉の旨みとトマトの優しい酸味をプラス。ドリアというよりはハヤシライスに似ている、穏やかなコクうま感です。
きのこの香味も足してますし、不味くはありません。価格を考えれば許容できる味です。とはいえ、ご飯と合わせるだけでは物足りないクオリティなのは確かですね。
チーズを足す前提でチョイスしたい
チーズを足すかどうかはお好みで、とパッケージ裏の調理例には記載されていますが、チーズを使うのは大前提でチョイスしたほうがよいかと思います。
ピザチーズを散らしてから焼くだけで、一気にドリアらしい濃厚感が出るんです。あとはナスなどの具材を加えたり卵黄もトッピングしたり。何かしら一工夫すれば満足ごはんに仕上がります。
『ミラノ風ドリアソース』に比べれば元気な味だけど、総合的にはほとんど互角。節約用の簡単ごはんとしては及第点といったところの一品ですね。
カロリーは？
『ミートドリアソース』は1袋（160g）あたり136kcal（炭水化物 16.1g、食塩相当量 2.4g）。規定量のご飯150g（約220kcal）と合わせて356kcal程度になる計算です。
軽めの数値。やはり具材などを足していただくのが前提のバランスですね。
商品の評価と詳細情報
| 内容量 | 480g（160g×3袋） |
|---|---|
| カロリー | 1袋あたり136kcal（たんぱく質 5.1g、脂質 5.4g、炭水化物 16.1g、食塩相当量 2.4g） |
| 製造者 | 宮城製粉 |
| 販売者 | 神戸物産 |
| 原材料 | オニオンソテー（中国製造）、牛肉、醸造調味料、トマトペースト、マッシュルーム水煮、小麦粉、牛肉だし、ブラウンルウ、粒状大豆たん白、砂糖、たまねぎ加工品、フォン・ド・ヴォー粉末、マッシュルームソース、ミルポワ粉末、食肉風調味料、香辛料／増粘剤（加工デンプン、キサンタン）、調味料（アミノ酸等）、カラメル色素、甘味料（ソルビトール、ステビア）、香料、（一部に乳成分・小麦・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉を含む） |
