コストコといえばアメリカンビーフのイメージが強いですが、国産の『青森県産黒毛和牛4等級 ステーキ』もあります。極上の霜降り肉が、けっこうオトクに買えちゃうんです。
ただし、同じ黒毛和牛でも、部位によって肉質はけっこう異なります。今回紹介する「モモ」なら、上質なうまみと肉肉しい歯ごたえを楽しめますよ! このモモ肉のステーキを上手に焼く方法をご紹介しましょう。特別な日のご馳走にうってつけですよ~。
価格・内容量は?
こちらがコストコの精肉コーナーで販売されている『青森県産黒毛和牛 モモ 和牛4等級ステーキ』(品番 91831)。サシの入ったモモ肉で、お値段は100gあたり799円(税込)です。購入したものは正味量740gで5,913円でした。
ちなみに、以前紹介した『黒毛和牛 ステーキ』の部位は「肩肉」で、698円/100g。おなじ青森県産の和牛でも、部位や仕入れのタイミングによって、単価が異なるんですね。
霜降り加減をチェック
「和牛4等級」は5段階ある肉質等級の上から2番めでして、全体にしっかりとサシが入った、見事な霜降り肉です。また、モモ肉ならではの特徴として、ひとかたまりの組織なので、肉質が均質でスジがありません。
購入したものは、そのもも肉が2枚入り。重量は平均370gといったところで、厚みは2.4cmほどあります。お値段は1枚あたり2,956円という計算になりますね。
ちなみに、レストラン「肉の万世」では、黒毛和牛のランプ肉ステーキが150gで3,974円(税込)です。等級が不明なのと、部位が同一とは言えないので、単純な比較はできませんが、コストコのものを家で上手に焼くことができれば、オトク感は圧倒的! そこで今回は、このステーキ肉を上手に焼く方法を紹介しましょう。
上手に焼く方法
紹介するのは、最もシンプルな方法です。下ごしらえは最小限で、味付けも食べる直前の塩コショウのみ。それでも、肉のうまみは十分に堪能できますよ~。ただし、ご家庭ごとにコンロの火力などが異なりますので、各自、自由にアレンジしてくださいね。
ステーキ肉を焼く前には、必ず常温に戻しておきましょう。これが最も重要です。冷蔵庫から出して、1時間ほど置いておけばOK。その後、表面のドリップをキッチンペーパーで吸い取ります。均質な1枚肉なので、スジ切りは必要ありません。
フライパンをコンロにのせて、強火にかけておきます。
フライパンが十分に熱くなったら、モモ肉を置いて、すぐ弱火にします。このまま3分半ほど焼き付けましょう。焼いている間は、お肉を動かさないこと。目安としては、お肉の側面の色が下から3分の1ほど白くなったら、ひっくり返す頃合いです。
表面がこうばしく焦げていますね。このまま、裏面も同様に3分半ほど焼きます。火の強さは弱火をキープ。
最後にひっくり返して、火を止めます。このまま3分半置いて、余熱で火を通していきます。
仕上がりのチェック方法として、菜箸を軽くお肉に刺し、その穴の周辺を押してみましょう。穴から上がってくる肉汁が透明なら火が通っており、まだ赤いようならレア状態。お好みの焼き加減に調整しましょう。
やっぱり極上の味わい
焼き上がったモモ肉を包丁でカット。外側はこんがり、内側はピンク色で、中央部分はレアな状態に仕上がっているのがわかります。
お皿に盛りつけたら、シンプルに岩塩とこしょうをミルで挽き、振りかけて完成!
さすが黒毛和牛、さすが4等級。味わいが上品ですね~。噛むごとにじゅわっと肉汁が広がってくるのですが、うまみは濃厚ながらも、くさみやクセといったものはありません。また、ザラッとした繊維感のあるワイルドな舌触りで、肉を食べているという満足感が高いです。
ただ、十分に柔らかいお肉ではあるのですが、肩肉のステーキに比べるとけっこう歯ごたえがありますね。調子に乗って大きなかたまりをほおばると、噛み切るのに苦労するかも。ここは上品に、ナイフで食べやすいサイズに切り分けて、ひと口ずつじっくりといただくのがおすすめです。
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コストコの『黒毛和牛ステーキ』は、サシがしっかりと入った上質なお肉です。ただし、肩とモモでは食感がだいぶ違いますので、購入する際にラベルをよく確認しておきましょう。キメが細かく柔らかな歯ごたえを望むなら肩を、肉肉しいワイルドな食感を求めるならモモをおすすめします。
コスパについては肩の698円/100gが優秀すぎで、モモの799円/100gは一歩及ばない感じですね。どちらにしろ、クオリティの高いお肉であることは確かなので、特別な日のご馳走としてうってつけですよ~!
商品の評価と詳細情報
品番 | 91831 |
内容量 | 740g(参考) |
消費期限 | 加工日の3日後 |
保存方法 | 要冷蔵4℃以下 |
加工者 | コストコホールセールジャパン |
原材料 | アメリカ産牛肉 |