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コストコで売ってる「40本クラス電池パック」はどれを買うのが正解か調べてみた!

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会員制スーパー「コストコ(Costco)」は食品以外も“たっぷり”が特徴です。そう、アルカリ乾電池も例外ではありません。電池パックでも買おうかな~と思ったら、40本やら48本やら激盛りパックしかない! どれを買うのが正解なのでしょうか?

そこでmitokでは単3形アルカリ乾電池を対象にガチ検証してみました。コストコPB「カークランドシグネチャー」製48本パックデュラセル製40本パック、買って帰りたいのはコレです!

目次

検証について

検証① 持続時間(0.9V終始時間)

2.2Ωのセメント抵抗を電池につなげて、終止電圧(電池の寿命となる電圧、アルカリ電池の場合は0.9V)に下がるまでの時間。もっとも長く使える電池はどれかという指標だ。

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▲2.2Ωのセメント抵抗を電池につなげ、両端の電圧をデーターロガーで計測。終止電圧が0.9Vになるまでの時間を計測する。

検証② 開始後60分経過時点の電圧

電池が余力を残している60分経過時点において、高い電圧を維持できているかどうか。高電圧を示している電池は内部抵抗が低く、高電流を継続して流せているということになる。

検証③ 実測容量

終止電圧0.9Vになるまでの電流記録の合計を1時間(3,600秒)と抵抗値2.2Ωで割って算出した。これは各電池が1時間流すことのできる電流の値を示している。充電池の mAh(ミリアンペアアワー)の値に換算したと考えてもらってよい。※検証の実行回数は2回、好結果の数値を採用した。

※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。

48本パック・コストコPB『KS AA ALKALINE 48 PACK』の検証結果

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放電グラフ

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結果

参考価格 1,598円(48本) 製造・販売等 コストコホールセールジャパン 60分後電圧 1.1022V 実測容量 1,637mAh 0.9V終始時間 205分10秒 液漏れ機器補償 ✕ 期限年数 7年 検体の使用期限 2024年12月 検体の製造年月 - コスパ 33.3円/1本・20.3円/Ah

40本パック・デュラセル『DURACELL 40本パック』の検証結果

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放電グラフ

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結果

参考価格 1,538円(40本) 製造・販売等  P&Gジャパン 60分後電圧 1.0888V 実測容量 1,520mAh 0.9V終始時間 191分32秒 液漏れ機器補償 ✕ 期限年数 10年 検体の使用期限 2024年3月 検体の製造年月 - コスパ 38.5円/1本・25.3円/Ah

両者を比較すると……コストコPB(48本パック)が圧勝!

上記のガチ検証結果をもとに、各検証項目の優劣を以下にまとめてみました。

  • 1本あたりのコスパ……コストコPB(33.3円)
  • 1Ahあたりの価格……コストコPB(20.3円)
  • 実測容量……コストコPB(1,637mAh)
  • 60分後電圧……コストコPB(1.1022V)
  • 0.9V終始時間(持続時間)……205分10秒
  • 期限年数……デュラセル(10年)
  • 液漏れ機器保証……両者なし

7項目中、コストコPB(48本パック)が5項目で勝利。ほぼ完勝ですね。というわけで、

コストコの大量電池パックを買うなら……

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『KS AA ALKALINE 48 PACK』を選ぶのが正解!

ちなみにコンビニなどで買える単三形アルカリ乾電池パックのコスパは、1本あたり100円前後、1Ahあたり70~100円程度です。コストコの大量電池パックはかなりお得なことは確かですね。

以上、コストコ電池お得度レポートでした。

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