
業務スーパーの冷凍肉類だと、『牛やわらか焼肉(牛肉成型肉)』はちょっと取り扱いが難しい商品ですね。焼き方や味付け次第で、がっつり系のご飯おかずになってくれます。
成形した豪州産牛肉。脂分が多くてクセが強いものの、強火でサッと焼き上げることを意識して調理すればまあまあ美味。手軽な肉おかずが欲しいときに検討してみてください。
『牛やわらか焼肉(牛肉成型肉)』の価格・内容量は?

冷凍肉食材コーナーで見かける『牛やわらか焼肉(牛肉成型肉)』は599円(税込、税抜555円)。
内容量は500gで、薄く成形された冷凍牛肉が20枚前後入っています(個体差あり)。コスパ(単価)は100gあたり約120円。製造者はミート丸真あさぎり工場、販売者は神戸物産。
最近の価格は?
『牛やわらか焼肉(牛肉成型肉)』は時期によっては価格が変動する商品です。mitok[ミトク]ではたま〜に最新価格をチェックしているのでご参考にどうぞ。
チェック日 | 参考価格(コスパ) | 備考 |
---|---|---|
2017年09月 | 579円(約116円/100g) | 500g |
2021年05月 | 599円(約120円/100g) | 500g |
2024年01月 | 743円(約149円/100g) | 500g |
2025年02月 | 753円(151円/100g) | 500g |
2025年2月追記)現在は753円(税込)。じわじわ値上がり傾向です。クオリティとの釣り合いを考えると、このぐらいの価格帯ならギリギリ許容範囲といった感覚でしょうか。
成型肉?
成型肉とは、細かい屑肉や内臓肉を結着剤で固めた食肉のこと(結着肉)。本品は薄めに加工されてますけど、要はサイコロステーキ(わりと成型肉が多い)と同じものです。

調理方法は?

調理はフライパンやホットプレートで加熱するだけ。特に成型肉は食中毒のリスクが高いので、中心までちゃんと火を通しましょう。
ただし、本品は長く加熱すると脂分が溶けて、大量の油が滲み出てしまいます。なるべく強火でサッと焼き上げるのがおすすめです。
風味も食感も……

基本的にはやわらか食感。短時間でサッと焼けば、それなりの歯ごたえは残ります。
反対に、弱~中火でだらだら加熱してしまうと、滲み出た大量の油がハネまくって危険なうえ、脂分が抜けることで食感もボソボソに……。
焼き方次第でかなり印象の変わる商品です。

2017年にチェックした際と比較して、原材料表示などに変化はほとんど見当たりません。若干値上がりしただけですね。
下味はガーリックが強く、軽く醤油や七味を加えるなどの調味次第でご飯ががっつり進みます。及第点の簡単おかずですけど、油が強いクドめの味づくりと、焼き方にコツが必要な扱いづらさ。人を選ぶ一品と言えるでしょう。
特徴をまとめると以下のようになります。
- 豪州産牛肉を薄く成型加工した冷凍食肉
- 味付けと旨味が濃く、そのままでもご飯おかずになるけど、風味に若干クセがある
- 歯ごたえが弱い柔らか食感で、脂分が落ちすぎないよう焼き方にも注意する必要あり
- 手軽さを重視するならアリだけど、クオリティ的には『牛バラ切り落とし』などのほうがおすすめ

カロリーは?

気になるカロリーも確認しておきましょう。
公称値は100gあたり285kcal(たんぱく質 17.3g、脂質 21.6g、炭水化物 2.3g)。本品をたっぷり150g(約428kcal分)使った丼メシを作るとしたら、普通盛りごはん(200g=約290kcal)で約718kcalです。なかなか重い……!
商品の詳細情報
内容量 | 500g |
---|---|
カロリー | 100gあたり285kcal(たんぱく質 17.3g、脂質 21.6g、炭水化物 2.3g、食塩相当量 1.0g) |
製造者 | ミート丸真あさぎり工場 |
販売者 | 神戸物産 |
原材料 | 牛肉(オーストラリア産)、麦芽糖、でん粉、食塩、粉末卵白、スパイス調味料(食塩、胡椒、ガーリック粉末、醤油、パプリカ、レッドベルペッパー、唐辛子、オニオン粉末)、植物油脂/トレハロース、焼成カルシウム、酸味料、調味料(アミノ酸等)、(一部に小麦・卵・大豆・牛肉を含む) |